2017年05月07日

プロ野球選手(日本人)の平均年俸を調べたら、意外なことが判明した。【クイズ】

いきなりですが、プロ野球選手の年俸に関するクイズです。
Q.日本のプロ野球で、所属する日本人選手の平均年俸がトップの球団はどこでしょう?

・・・普通に、読売巨人軍じゃないの?

よく分かりましたね。
意外なことに、今では「巨人軍の平均年俸がトップではない」から、クイズなのです。


日本プロ野球選手会が5月1日、2017年度における年俸調査結果を発表しました。
調査対象となった日本人選手は734名で、彼らの「平均年俸は3826万円」。
2年ぶりに前年度よりもアップしたそうです。

※同調査は1980年以来、選手会に加入している日本人の支配下選手を対象に、毎年実施されている。

リーグ別では、パ・リーグ選手の平均年俸が3948万円(398名)で、セ・リーグの平均年俸は3704万円(366名)。
パ・リーグのほうが、日本人選手の平均年俸は250万円近く高かったのだとか。

(参照)2017年度年俸調査結果を発表しました。【日本プロ野球選手会公式】
http://jpbpa.net/news/?id=1493642265-877560


そして、球団別の平均年俸比較では・・・

「福岡ソフトバンクホークス」支配下選手の平均年俸が「7013万円」で12球団トップ。
ソフトバンクには年俸1億円以上の日本人選手が13名おり、億越え日本人プレイヤーの数も、12球団中1位でした。

ちなみに、球団選手の平均年俸が7000万円を超えたのは、選手会による調査開始以来初めてのことだったそうです。

続く2位が、巨人の6043万円。
3位が阪神で4162万円。


以下、東京ヤクルト(3737万円)、北海道日本ハム(3488万円)、千葉ロッテ(3446万円)、オリックス(3336万円)、埼玉西武(3283万円)、東北楽天(3196万円)、中日(2926万円)、広島(2767万円)DeNA(2600万円)の順でした。

というわけで、クイズの答えは「福岡ソフトバンクホークス」です。

(当たった人は相当なプロ野球通かと・・・でもないか)


同サイトの詳細資料では、ポジション別や年齢階層別の平均年俸も掲載されていました。

ポジションでは投手の年俸が一番高い(平均3734万円)かと思いきや・・・
内野手(同4399万円)や外野手(同4641万円)のほうが、平均年俸は高いという結果でした。

野手は守備の要だけでなくバッターとして攻撃側の活躍も求められるため、“攻守どちらも評価されて”高い年俸になるものと考えられます。

年齢階層別に見た場合の、プロ野球選手の平均年俸は以下のとおり。

23歳以下・・・平均年俸1104万円
(オリックスの平均653万 〜 阪神の平均1910万)

24〜29歳・・・平均年俸3091万円
(阪神1439万 〜 ソフトバンク4444万)

30〜35歳・・・平均年俸6849万円
(広島2228万 〜 ソフトバンク1億4444万)

36歳以上・・・平均年俸1億0591万円
(楽天2969万 〜 ソフトバンク2億2500万)

(資料)2017年シーズンの年俸調査結果の発表(詳細)【日本プロ野球選手会公式】
http://jpbpa.net/research/

30歳以降のソフトバンク選手の平均年俸がすごいですね。全球団で平均年俸がトップになるのも頷けます。

ただし、ソフトバンクは23歳以下への平均年俸だと658万円で、これは12球団中11位でした。
新人・育成中にある選手への年俸は、だいぶ抑えています。


ソフトバンクの選手は、プロとして芽が出るまでは苦しいですが・・・

一軍に定着して長く活躍するほど、報酬がグングン上がっていく球団だと言えるでしょう。


新人の1年目から戦力外通告もありうるプロ野球の世界で、30歳以降も活躍できる選手は一握りの逸材だけ。

福岡ソフトバンクホークスは、そうした逸材の選手をそろえるべく、年俸評価に関して“中長期の年功成果”を重視している球団なのかもしれませんね。

(なるべく生え抜きの選手を評価するシステムであって欲しいですが・・・
他球団のベテラン選手を、高い年俸でトレード獲得しているだけだったりして)


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参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 値段・給料の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

ひどい渋滞でも、ガソリン消費量は大したことない?渋滞1時間で、ガソリン代は・・・

車を運転していて、交通渋滞は困りものです。
目的地に到着する時間は遅くなってしまうし、ノロノロ運転でストレスもたまるし、渋滞中のガソリン消費も気になります。

(ひどい時は、カーナビが教えてくれた抜け道まで渋滞を起こしていたりしますね)

よく言われることですが、速度と燃費には密接な関係があります。

自動車(2000cc オートマ車)が、平均車速40km/h で走行した場合の燃費を100としたとき、その半分の20km/hでは燃費指数70前後で約3割悪化。
速度10km/hでは燃費指数が50を割り込み、低速度になるほど燃費が著しく悪化します。

(ちなみに、燃費が最も良いのは時速70km付近で、同指数は120)

(資料)自動車の燃費への影響等 【内閣府・交通安全対策】
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/max-speed/k_3/pdf/s9-1.pdf

ノロノロ運転の渋滞が、燃費にとって最悪の環境であることは間違いないようです。果たしてどれくらいの燃料ロスが起こるのでしょうか。

そこで本日は、渋滞時のガソリン消費量について調べて見ました。


ひどい渋滞で、抜けるまでに1時間の超ノロノロ運転(オートマだとアクセル不要のクリープ運転状態)をした場合・・・ガソリンの消費量はどれくらいでしょう?

ガソリン消費に関しては、省エネルギーセンターのホームページで興味深い数字を発見できました。

2000ccのオートマ乗用車で、アイドリングを10分間行ったときのガソリン消費料を調査。

Nレンジでエアコンoffだと・・・10分間でガソリン130ccを消費。
Dレンジでエアコンをつけていた場合は・・・アイドリング10分間で「ガソリン250ccを消費」するとのこと。


(参照)アイドリング時の燃料消費量 【省エネルギーセンター】
https://www.eccj.or.jp/idstop/say/08/cont3.html

Dレンジでのアイドリング=アクセル不要のクリープ運転なので・・・
超ノロノロ運転だと、「10分間で250ccのガソリンを消費」することが分かったのです。

(エアコンもON状態ですが、たいがい渋滞中はみんなエアコンを使用してますよね)

1時間渋滞なら、これを×6倍してやればいいので、ガソリン消費量は250cc×6=1.5リットルと判明。

超ノロノロ運転の大渋滞にはまると、1時間で「ガソリンを1.5リットル消費」します。



これにガソリンの単価をかけてやれば、渋滞を抜けるまでのガソリン代まで求められますね。
今回は、1リッターあたりの単価を140円とします。

渋滞10分につき、@140円×0.25=35円
渋滞1時間で、@140円×1.5=210円


あれっ?・・・
金額的には思ったほどの損失額にならないようです。

渋滞を抜けるまでにかかるガソリン消費については、そこまで神経質になる必要はないのかもしれません。

とあるネットアンサーでも、「渋滞時はエンジン回転数が低く、クリープ現象で進むぐらいなので、渋滞の方がガソリン消費量は少ない」。
むしろ、普通に「走行中のほうがエンジンの回転数が上がるので、それに比例してガソリン消費量は多くなる」だろう。

との回答が寄せられていました。


今回調べた限り・・・超ノロノロ運転のひどい渋滞にはまっても、燃料費の損失は大したことありません。

(1時間の大渋滞で、ガソリン消費は1.5リットル。金額にして約210円です)

渋滞時のガソリン消費については、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。
それよりも交通渋滞は、目的地への到着が遅くなる「時間的な損失」や、「心理的なイライラ」のほうが大きいようですよ。


【追伸】
国土交通省も現在は、渋滞資料に関して「損失時間」にのみフォーカスして、記述をするようになっています。
(以前は経済損失も出していたのですが、近年は言及しなくなりました)


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月04日

「のれん代」とは、どんなお金のこと?「のれん代」が巨額損失になる理由は?

2017年の決算シーズン。東芝と日本郵政が、海外企業買収に伴う「のれん代」に関して、いずれも数千億円規模の巨額損失処理を行ないました。

(東芝は米ウエスチングハウス関連で▲約7000億円、日本郵政は豪トール関連で▲約4000億円の減損処理)

これら巨額損失の原因となった「のれん代」とは、どんなお金のことなのでしょうか?


金融情報サイトのiFinanceでは、「のれん代」について以下のように書かれています。

「のれん代は、企業の合併や買収、営業の譲り受けの時に限って資産に計上されるもので、企業の資産の中の「のれん(会社法施行前に営業権と呼ばれていた項目)」のことをいいます。これは、企業を買収する際の買収価格と時価で評価した相手企業の純資産額との差額であり、企業のブランド力や技術力、顧客リストや顧客との関係、人材など決算書には計上されない企業の力量を示すものです。
また、元々は、貸借対照表では評価できていなかったものであり、買収した際のシナジー効果などの価値を表しています。」

(引用元)のれん代とは|金融経済用語集 【iFinance】
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/account/acc140.html


イメージしやすい例を挙げて説明しましょう。

ある大企業Aが、優れた技術&ノウハウを持っている中小企業B社を丸ごと買いたいとします。
・B社の資本金・利益剰余金といった純資産は合計5億円でした。
・優れた加工技術があるB社の業績は、年間純利益2億円です。

何となく分かると思いますが、純資産の金額(5億円)だけでB社を買収できるものではありません。

もしも買収できたら、大企業Aには毎年2億円の利益プラスとB社の優れた技術&ノウハウがもたらされるわけなので・・・
将来的な利益を考慮に入れ、B社の持つ“技術力&ノウハウ”の価値を上乗せ評価してあげる必要があります。

・そこで大企業Aは、B社が持っている技術力&ノウハウの価値を30億円相当と評価。純資産5億とあわせて「35億円」を提示して、買収は成功しました。

【買収額】(35億円)=【純資産】(5億)+【技術力&ノウハウの価値】(30億円)

この時、大企業Aが上乗せした、B社が持つ“技術力&ノウハウ”の評価額が「のれん代」です。

実際は、技術力&ノウハウだけでなく、会社の知名度・商品ブランド・信用力(≒のれん)・商品開発力・営業力量・経営水準なども全て評価に含まれるので・・・
「のれん代」=その企業が有する魅力を金額にしたもの、会社の人材などを含めた「ソフトウエア部分の評価額」という解釈のほうが正しいでしょう。

※数式上では、【企業買収額】-【相手の純資産】=【のれん代】となります。


ところで大企業Aは、B社を買うことにメリットがある(買収で大きな利益を見込める)と考えて交渉します。

そのため、どうしても対象先をひいき目の主観で見る傾向があり・・・相手企業の「のれん代(ソフトウエア評価)」を高く算定しがちです。

(もちろん中立視点を入れるべく企業評価はM&Aの専門家に依頼しますが、買収合併によるシナジー効果などを大きく考えがち)

また、企業買収の効果を考える際は、少なくとも15〜25年超の長期スパンになりますので、どうしても「のれん代」は高額になりやすいわけです。


一方で、買収後の企業業績が実際どうなるかは、神のみぞ知るところです。

のれん代30億円で決着した先の例ですが、B社買収が本当に将来30億円の利益を生み出すかは、誰にも分かりません。

もしかしたら買収反対のB社従業員が次々と辞めて・・・技術もノウハウも無くなり、全く利益の出ない会社になってしまうかもしれません。
(A社は百年経っても、元を取ることなんて不可能!)

逆に買収合併でB社が急成長を遂げ・・・いきなり年間10億の利益を生みだす会社になるかもしれません。
(A社はたった3年で元が取れて、4年目以降は丸儲け!)

残念に終わった前者のケースでは、買収した当時ののれん代(30億円)について、ソフトウエア面の評価が大きすぎたと“巨額マイナス覚悟の会計処理”を行なうことになるわけです。


企業買収におけるソフトウェア部分の金額「のれん代」は長期スパンでの評価額であり、買収する側の主観評価も加わって、たいていは高額になります。

とはいえ、買収後の業績が実際どうなるかは誰にも分からないので・・・
「のれん代」はしばしば巨額損失の引き金となるのです。



【備考】
累積赤字・業績不振の企業をあえて買収するような場合は、買収額が純資産よりも安くなって、「のれん代」がマイナスという場合もあります。

(この場合は「負ののれん代」などと呼ばれます)


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする