2017年07月13日

太陽光関連企業の倒産、倍増ペースで過去最悪を更新。大手メディアが報じない事実。

帝国データバンクによると、2017年1月〜6月における太陽光関連企業の倒産件数が、前年倍増ペースで過去最悪(最多)を更新したことが分かりました。

「太陽光関連業者の倒産が急増している。
2012 年7月に始まった「再生可能エネルギー固定価格買取制度」(FIT)を機に市場が急拡大した太陽光発電だが、その後、買取価格が連続して引き下げられたことなどでブームは沈静化。この間、太陽光関連企業の倒産が目立つようになっている。
(中略)
太陽光関連業者の倒産件数は、2014年以降、増加傾向が続いている。
2006 年1月から 2017 年 6 月までの太陽光関連業者の「倒産件数と負債総額の推移」をみると、2017 年上半期(1-6 月)は 50 件(前年同期は 23 件)、前年同期比 117.4%増と大幅な増加となった。

太陽光関連の倒産件数は 2014 年が 21 件、2015 年が 36 件、2016 年が 67 件と3年連続で増加してきた。
増加率も 2014 年が前年比 23.5%増、2015 年が同 71.4%増、2016 年が同 86.1%増と年々高まっている。

2017 年上半期の月間倒産件数は 10 件前後で推移している。前年同期比で約 2.2倍増となった現在の増加ペースからみて、通年の倒産件数は 100 件を超えてくる可能性も出てきた。」

(引用元)第3回 太陽光関連業者の倒産動向調査【帝国データバンク】
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p170702.pdf
※副題は、『太陽光関連業者の倒産倍増(前年同期比2.2倍) 』


さて、11日時点でこれを報じたのは日本経済新聞のみ。
他の国内大手メディア(新聞・テレビ)では、太陽光関連企業の倒産急増ニュースが一切報道されませんでした!


太陽光企業の倒産急増&過去最悪更新は、広くみんなに周知させるべき事柄だと思うのですが・・・
どうして国内大手メディアは、これを全く報じないのでしょうね。

(ニュース記事としてのインパクトもありますし、これから太陽光発電の「FIT契約をしたい人に向けた注意喚起」にもなる筈なのですけど)

「太陽光関連企業が、過去最悪ペースで倒産しています」と伝えることが、各メディアにとって何か不都合なのでしょうか?
不思議なことがあるものです。


再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が成立したのは2012年、中でも太陽光発電は有望市場として注目されたわけですが・・・
買い取り価格の段階的引き下げや相次ぐ新規参入から、ここ数年で企業淘汰が本格化。

今では国民の関心も薄く、2016年度の住宅用太陽電池モジュールの国内出荷量は121万kwと、FIT制度成立前の「2011年度レベル」にまで逆戻り。

(資料)日本における太陽電池出荷統計 2016 年度 第 4 四半期及び年度値 【太陽光発電協会】※8ページ目。
http://www.jpea.gr.jp/pdf/statistics/h284q.pdf

各メーカーも太陽光モジュール販売以外の事業転換を迫られ、ブーム沈静化に伴って(住宅用の)太陽光発電は、いよいよ“斜陽産業”となっています。

産業用モジュールで踏ん張らないと、国内の太陽光発電は“斜陽”どころか“落日”の恐れすらあるかもしれません。


太陽光発電を取り巻く国内の事業環境は、ここ数年続いて「間違いなく悪化」しています。

FIT制度が始まって、もう6年目・・・
買い取り価格低下でも採算が取れる(というか独立採算が可能な)太陽光発電システムを、そろそろ造り上げてもらいたいところです。

今の太陽光関連業界を救う手立ては、ほかに無いと思いますので。


楽天サイトで話題の、投資関連本ランキング。


 参考記事はコチラ。
タグ:倒産
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2017年07月11日

パチンコの出玉規制、「4時間打っても、儲けが上限5万円」へ・・・もっと下げるべき?

警察庁が、パチンコに関して「4時間打っても客の儲けが上限5万円」を下回るよう、出玉規制を強化する方針、との報道が出ました。

「警察庁は、パチンコの標準的な遊技時間(4時間)に客が得られるもうけの上限について、現行の十数万円から5万円を下回るよう出玉規制を強化する方針を固めた。

 スロットなどについても同水準に規制を強化する。もうけの上限を引き下げることで、負けた分を一度に取り戻そうとのめり込むリスクを減らすのが狙い。11日に風営法施行規則などの一部改正案を公表し、一般から意見を募る。
(中略)
改正案では、遊技時間4時間でパチンコ玉の獲得総数が発射総数の1.5倍に満たないものとする新基準を設けた。現行の3分の2程度に規制を強化し、大当たりの出玉の上限も現行の2400個(9600円相当)から1500個(6000円相当)に引き下げる。」

(引用元)パチンコ出玉規制強化へ=客のもうけ5万円以下に−ギャンブル依存症対策・警察庁【時事通信社】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071000776&g=soc


上のニュースに関して、ヤフコメ等掲示板で見られた典型的な書き込みに、こんなものがありました。

「パチンコはギャンブルじゃない、換金の事実も知らないって、警察(政府)側は答弁してましたよね?
客に儲けが出るだの、負けたぶんを取り戻そうとするって、いつ換金の事実を認めたの?」


確かに数年前まで、警察側はパチンコの換金について(中学生でも実態を知っているのに)しらを切りまくりだったんです。

「パチンコで換金が行われているなど、まったく存じあげないことでございまして・・・」
と、呆れる答弁をした(2014年8月25日付朝日新聞)
ことも話題となりました。

ただ、(国内カジノ解禁となる)統合型リゾート推進法が成立した2016年末以降、パチンコの換金に関する政府側の把握見解は大きく変わっています。

「質問
ぱちんこ屋で景品を得た後、その景品を金銭に交換している現実を政府として把握しているか。

回答
客がぱちんこ屋の営業者からその営業に関し賞品の提供を受けた後、ぱちんこ屋の営業者以外の第三者に当該賞品を売却することもあると承知している。」

(引用元)【衝撃的】政府がパチンコ換金の存在を認め「合法である」と言った件
https://chonborista.com/zakki/29201/

パチンコに関して、いわゆる「三店方式で換金が行われている」事実を把握しており、風営法規定を守っている限りは合法である。
というのが、2017年現在の政府&警察側の見解です。


で、ここ最近のパチンコ換金の実態を(警察側が)確認したところ・・・
「パチンコを4時間打って、最大で十数万円の儲けが出る」くらいの出玉&換金
だったことが判明。

もっとパチンコの出玉&換金の上限を引き下げないと、ギャンブル依存症患者を減らすことなどできない。
との結論に達し、「4時間打って儲けが上限5万円」となったようです。

(依存症対策をしっかり行なわないと、カジノリゾートに対する国民の風当たりはいつまで経っても逆風のままですからね)


ただ、上限十数万円⇒5万円への引き下げが、依存症対策として効果的であるかは疑問です。
個人的には、上限をもっともっと引き下げるべきだと思います。

私が提案する、儲けの上限は“最低賃金”が基準です。

(最低賃金は地域によって違いがあるが、最も低い都道府県を採用。平成28年なら、宮崎・沖縄などが714円なので、×4時間打ったときに客の儲けは最大2856円)

地域別最低賃金の全国一覧【厚生労働省】
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

パチンコで大勝ちした時ときのみ、「最低賃金で働いた時と同じ」だけの儲け。それ以外は「普通に働いたほうがお金を得られる」状況にするのです。

儲けの上限を“最低賃金”にすれば、「パチンコするくらいなら普通に働いたほうがマシ」と、誰もが認識するようになり・・・
生活保護者(でパチンコ店に通っている人)にも、勤労したいという意欲が上がります。
 
ギャンブル依存対策だけでなく、ナマポの勤労意欲も高まって、彼らの勤労により企業の人手不足も解消できる。
という、一石三鳥の効果が狙えるわけです。


※このほか、脱税の温床(パチンコホール産業は常にトップ3圏内)が縮小することも、メリットといえる。


依存症対策のみならず、生活保護者の勤労意欲向上も考えるのなら・・・
パチンコによる儲けの上限は“最低賃金”まで下げて、あくまで「健全な娯楽遊戯」として楽しんでもらうのが一番だと、個人的には考えます。


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参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝くじ系の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

年収1000万円以上の人は、財布の中や自宅にどれくらいの現金を置いているのか?

あなたは普段、財布にどれくらいの現金を入れていますか?
しがないサラリーマンの私は、いつもだいたい2万円以内(1万円札+それ以外の小銭)です。家族旅行などのイベント時を除き、財布の中身が3万円を超えることはまずありません。

ところで、年収1000万円以上の人達は、財布に普段どれくらいの金額を入れて持ち歩いているものなのでしょうか?
ちょっと気になりますよね。


財務省の『通貨に関する実態調査』では、財布の中身や自宅にあるお金についてもアンケート調査がされていますので、本日はこちらのデータを紹介したいと思います。

Q.普段財布に入れている現金は、平均いくら位ですか?(年収別回答)

↓世帯年収財布に
10万円以上
5万円以上
〜10万未満
2万円以上
〜5万未満
1万円以上
〜2万未満
財布に
1万円未満
300〜400万円未満01.9%11.4%35.4%50.5%
500〜600万円未満0.8%2.4%13.0%41.5%41.5%
700〜800万円未満01.2%25.6%33.7%38.4%
1000〜1200万円未満1.9%3.7%27.8%31.5%33.3%
1200万円超4.3%6.4%25.5%44.7%19.1%

※年収別回答の一部を抜粋。元資料では、もっと細かく年収の区分けがされています。

(資料)通貨に関する実態調査 調査結果2【財務省】※31ページ目
http://www.mof.go.jp/procurement/approach/team/seikabutsu/tuuka2016-05.pdf
※全国15〜79歳の男女を対象に、1200名の有効回答を集計したもの。調査期間は2017年2月2日〜14日


高年収ほど、財布に多くの現金を入れる割合も増えていくものの・・・
年収1000万円・1200万を超える人達でも、普段の財布の中身は「2万円以内」との回答が過半数を占めました。

年収が高い人にも、財布に入れて持ち歩く額として「2万円以内」が支持されているのは、やや意外に感じますね。

考えてみれば、現金の持ち合わせがなくとも、今は“クレジットカード決済”で簡単に買い物ができる時代。
カードさえ持っていれば多額の現金を持ち歩く必要も無いため、「財布には2万円あればOK」という高所得者も多い・・・のかもしれません。


財布の次は自宅にあるお金です。
年収1000万円以上の人は、自宅にどれくらいの現金を置いているのでしょうか?

Q.普段自宅で保管している現金は、平均いくら位ですか?(年収別回答)

↓世帯年収自宅に
100万円以上
10万円以上
〜100万未満
5万円以上
〜10万未満
2万円以上
〜5万未満
自宅に
2万円未満
300〜400万円未満0.6%10.1%23.4%27.8%36.7%
500〜600万円未満015.4%20.3%33.3%29.3%
700〜800万円未満010.5%18.6%38.4%31.4%
1000〜1200万円未満1.9%5.6%27.8%40.7%22.2%
1200万円超4.3%23.4%17.0%34.0%21.3%

※上リンクの資料32ページ目より。
※年収別回答の一部を抜粋。元資料では、もっと細かく年収の区分けがされています。

意外に感じたのは、年収1000万円を超える人でも「自宅に現金100万円以上」を保管しているとの回答が「5%未満」だということ。

(自宅に保管するのは2万円〜5万円未満、との回答が最も支持されている)

自宅に現金保管の、いわゆるタンス預金では・・・
何年経っても利子が全くつかない(≒お金を殖やす運用ではない)うえ、盗難被害ほかのリスクも高いというデメリットがあり、高収入の人もあまり積極的ではないようです。

大半の人が各金融機関にお金を預けて運用しており、当座の運転資金などを除けば、“自宅に多額の現金を置いておく必要性が薄い”ということなのでしょう。


意外かもしれませんが、年収が高い人もそうでない人も、“財布の中&自宅に保管する現金の額はさほど変わらない”のです。

(ただ、両者が金融機関に預けている金額には、雲泥の差があるでしょうね・・・)


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 参考記事はコチラ。
タグ:財布 現金
posted by ちゅーりっぷ at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 貯金・借金の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする