2017年05月27日

明治「カール」、東日本で販売終了となる理由は“客が買わなくなった”から。

明治のスナック菓子「カール」が東日本で販売終了となり、西日本だけの販売に規模を縮小することが分かりました。
また、カレー味などは完全終了となり、「チーズあじ」「うすあじ」の2種類のみになるとの事。


「カール」は1968年より販売されている同社のロングセラー商品で、CM等のカールおじさんも広く知られていたのですが・・・
販売縮小に至る経緯が、公式サイトのリリースに書かれています。

「当社は、スナック菓子「カール」を1968年より発売し、お客様の長きにわたるご支持をいただいておりましたが、市場環境や顧客ニーズの変化に伴う競争優位性の低下、長期的な販売規模の低迷による収益性の悪化により販売を全面的に中止せざるを得ない状況にありました。

しかしながら、長期にわたりお客様にご愛顧いただいた商品であり、当社を代表する歴史ある商品でもあることから、3年ほど前よりブランド存続の可能性を広く模索してまいりました。あらゆる選択肢の中から販売継続の方向性を検討した結果、地域および品目を縮小したうえで販売を継続させていただくことといたしました。

「カールチーズあじ」および「カールうすあじ」については、2017年8月生産分をもって全国発売から関西地域以西(滋賀県・京都府・奈良県・和歌山県以西)での販売へと変更し、中部地域以東(福井県・岐阜県・三重県以東)での販売は終了させていただきます。」

(引用元)「カール」シリーズの販売地域変更などに関するお知らせ【明治 公式】
http://www.meiji.co.jp/notice/2017/detail/pdf/20170525.pdf

また、それ以外のラインナップである「カールカレーあじ」「大人の贅沢カール」「小つぶカール」については、17年8月生産分をもって販売終了となります。


カールが東日本で販売終了となる理由は、「長期的な販売規模の低迷による収益性の悪化」であり・・・
ありていに言えば、“客が買わなくなった”から。

「カール」の売り上げが、ピーク時と比べてどれくらい落ち込んでしまったのか、日本経済新聞の記事に出ています。

「カールは約50年間販売されてきたコーンのスナック菓子のロングセラー。テレビCMで長年使用してきたキャラクター「カールおじさん」も認知度が高い。

 ただ、明治によるとスナック菓子の人気はポテトチップス系に集まるようになり、コーン系は長年苦戦が続いてきた。カールも最盛期の1990年代には小売りベースで190億円程度あった売り上げも、現在は約60億円と3分の1以下に激減していた。生産や物流の効率性を考慮し、今後は西日本のみの販売とする。」

(引用元)明治「カール」、東日本での販売終了へ 【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25I0J_V20C17A5000000/

ピーク時190億円(1990年代)⇒現在60億円(2010年代)

この20年で、カールの売り上げが3分の1以下にまで落ち込んでしまっています。

カールの味・製法などは昔と変わっていませんので・・・
私たち消費者の志向が変わっってしまったのか、新商品ばかりに目が行くようになって、“客が買わなくなった”のが最大の理由であることは明白です。


カールはいつもこの味だった(味に変化がなかった)ので、消費者が徐々に離れていったという見方も出来ますが・・・

約半世紀にわたって全国販売されてきたロングセラー商品に、その意見は酷でしょう。むしろ、いつ食べても変わらない味だったからこそ、半世紀も続いたと見るほうが妥当です。

※品質・味にこだわる人に向けては、「大人の贅沢カール」も提供していた。

とはいえ、ピークも過ぎて売り上げが落ち込んで行く商品には、どこかで終了なり規模縮小の決断を下さなくてはなりません。


カールが東日本で販売終了となるのは、販売が長く続いたことで、私たち“客が買わなくなったから”なのです。

(POSデータなどから、地域的に低調なのが中部・東北・北海道とのこと)

本来ならば、完全に製造終了も已む無しくらいの数字(売り上げがピークの3分の1以下ですから)だと思いますが・・・
西日本での販売継続を決めてくれた明治に、ファンはむしろ感謝するべきなのかもしれません。

今年の秋以降、どうしてもカールが欲しくなったら西日本の売店までお越しください!



わざわざ足を運ばなくても、ネット通販で「カール」を購入できますけどね。

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 参考記事はコチラ。
タグ:ビジネス
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2017年05月23日

マイナス金利は「自社の経営にプラス」、と考えている企業経営者のほうが多い。

導入からはや1年、今や話題性も薄れたマイナス金利が、久しぶりに大手銀行の決算でニュースとなりました。

出揃った2017年度決算で、前年比プラスは三井住友フィナンシャルだけ。
三菱UFJ・みずほ・りそな・三井住友トラストの4グループは、いずれも業務純益だと前年比▲20%超の落ち込みとなり・・・
最終損益の合計は2兆5192億円(前年比▲3.8%減)と、3年連続の最終減益。

「マイナス金利政策の影響で、貸出金利低下による銀行の収益性悪化が見られた」と、新聞各紙が報じています。

(参照)大手5行3年連続の減益 マイナス金利、利ざや縮小【毎日新聞】
https://mainichi.jp/articles/20170516/k00/00m/020/109000c

銀行にとっては収益悪化の要因となるマイナス金利ですが・・・
国内企業のさまざまな経営者に聞いてみると、マイナス金利は「自社の経営にむしろプラス」、と考えている人のほうが多いことも分かっています。



東京商工リサーチが先日、2回目の『マイナス金利に関するアンケート』調査の結果を公表したので、当ブログにて内容を紹介します。

(国内企業を対象に有効回答の5196社を集計。調査期間は2017年4月10日〜19日)

質問はずばり、「マイナス金利政策は貴社の経営にプラスですか?マイナスですか?」
3択で答えてもらったところ、経営者たちの回答は以下のとおりでした。

・マイナス金利は「自社の経営にプラス」・・・27.9%
・マイナス金利は「自社の経営にマイナス」・・・6.3%

・「どちらとも言えない」・・・65.6%


(資料)Q1.マイナス金利政策は貴社の経営にプラスですか?マイナスですか?(択一回答)【東京商工リサーチ】
http://www.tsr-net.co.jp/image/20170509minus1.jpg

マイナス金利は経営にプラスともマイナスとも判断しかねる、との意見が6割超でしたが・・・
次いで多かったのが、マイナス金利は「自社の経営にプラス」という意見で、全体の27%を占めました。

マイナス金利が経営にマイナスとの見解は、6.3%で少数派でした。

企業が4社いれば、うち1社は「マイナス金利は経営にプラスだ」と考えている
ことになります。
また、この傾向は大企業も中小企業もほとんど変わらなかったそうです。

※資本金別で見た場合、資本金1億円以上(大企業)だと26.9%が「プラス」。1億円未満(中小企業)では28.1%が「プラス」。

(ちなみに、マイナス金利が「経営にマイナス」との意見は大企業側(9.5%)に比較的多く、中小企業では5.7%にとどまった)


マイナス金利が「経営にプラス」の理由で最も多かったのは、「資金調達がしやすくなった」ことで47%を占めました。

マイナス金利導入後に、借り換え・資金の新規調達を行なった企業は全体の50.5%。
うち、78%の企業ではマイナス金利導入の前と後で、「借入(新規調達、借り換え)金利が下がった」ことも分かっています。

(資料)マイナス金利導入の前と後で、「借入(新規調達、借り換え)金利は変化しましたか?【東京商工リサーチ】
http://www.tsr-net.co.jp/image/20170509minus2.jpg

マイナス金利によって、“大企業も中小企業も”以前より低い金利でお金を借りられるようになったので・・・
「経営にプラス」と感じている企業経営者が多いわけです。


新聞報道では悪者扱いされがちなマイナス金利ですけど、「自社の経営にはプラス」という声のほうが経営者には多いのです。

マイナス金利のおかげで低金利の資金調達ができるようになり、“大企業のみならず中小企業の経営の下支えにもなっている”、
とも言えるでしょう。

導入から1年が過ぎ、マイナス金利には「各企業にとって資金調達メリットも実際に出ている」ことを、報道各社は伝えるべきだと思うのですが・・・
日本のメディアってなぜか政策批判ばかりで、プラス評価に関しては消極的&「報道しない自由」を行使しちゃうんですよねぇ。(苦笑)


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2017年05月13日

スヌーピーの値段は、394億円(3億4500万ドル)!?企業買収の額です。

スヌーピーやチャーリー・ブラウン等の権利を持つピーナッツ・ワールドワイド社が、3億4500万ドル(約394億円)で、DHXメディア社(カナダ)に買収されることが決まりました。

「米ライセンス管理会社アイコニックス・ブランド・グループから傘下のピーナッツ・ワールドワイドを買収し、同社が持つピーナッツのライセンス権の8割を握る。残る2割は原作者の故チャールズ・シュルツさんの一族が引き続き保有する。手続きは6月末に完了する見通し。

 米生命保険最大手メットライフが30年余り続けてきたピーナッツのキャラクターの広告使用を取りやめるなどしたため、経営難に陥ったアイコニックスが売却先を探していた。」

(引用元)「スヌーピー」の権利取得=加社が390億円で【時事通信社】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051100272&g=int


スヌーピー&チャーリーブラウンに代表されるピーナッツ漫画の権利収入は、アイコニックス社にとって巨大な収益源なのですが・・・
アイコニックス社のライセンス事業自体は近年不振で赤字状態。

(2015年はピーナツ関連の売り上げが9500万ドルで、これはアイコニックスの総売上(3億6800万ドル)の約4分の1にあたる。一方で、同年決算は▲1億8900万ドルの損失計上)

米メットライフ生命との契約も終わってしまうことから、ピーナッツ権利の売却先を探していて、カナダのメディア企業に394億円で引き渡すことになったようです。

一時は、中国企業も興味を示していると報じられていましたので・・・
スヌーピーが(中国に取られるのではなく)お隣のカナダに引っ越す程度なら、アメリカ国民も問題ないのではないかと。

(参照)「スヌーピー」の権利元が身売りか 中国企業が買い手候補に【フォーブズ】
https://forbesjapan.com/articles/detail/15063


ちなみに、この売却で手に入る現金3億4500万ドル(約394億円)で、アイコニックス社が何をするかというと・・・
「巨額赤字の補填」です。


上のフォーブズ記事によると、アイコニックスの負債額は現在▲12億9000万ドル(約▲1450億円)。

スヌーピーに限らず、売れるものは売ってお金に換え・・・期限の迫った借金返済をしなければ、アイコニックス社自体が立ち行かなくなってしまいかねない状況なんだとか。

スヌーピー売却の394億円は、全て借金返済に回されることになりそうです。(涙)


巨額赤字補填のために買収されることになったピーナッツ社ですが、スヌーピーなら自分の置かれた状況を知って、こう言うんじゃないでしょうか。

“Keep looking up…That’s the secret of life…”
「上を見続けるんだ…それが人生の秘訣だよ…」

“You play with the cards you’re dealt.
Whatever that means.”
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ。それがどういう意味であれ」


※いずれも、スヌーピーの名言集より。


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posted by ちゅーりっぷ at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・ビジネスの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

残業の少なさでは「中小企業」のほうが優秀です。大企業ほど長時間残業が多い。

会社勤めのサラリーマンにとって繁忙期に避けられないのが、退社時間が過ぎてからも働く「残業」です。
東京商工リサーチの調査によると、事業規模の大小にかかわらず9割以上の会社で残業が存在するのだとか。

ただし、大企業ほど長時間残業が恒常的に行なわれており・・・
残業の少なさでは、「中小企業」のほうが優秀であることが分かりました。



残業に関して、1万2519社の国内企業(うち大企業2898)を対象にした調査で、以下のような数字が出ています。

<残業の有無と企業規模の関係>

 恒常的にある 時々ある ない、させない
大企業 69.7%28.4%1.6%
中小企業53.6%38.8%7.6%
※資本金1億円以上を大企業、1億円未満を中小企業とする。

(参照)「長時間労働」に関するアンケート調査【東京商工リサーチ】
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170310_01.html

見てのとおり、大企業の約7割では残業が“恒常的に”行なわれているのに対し、中小企業で恒常的に残業があるとの回答は半数ほどでした。

他方、残業なし(orさせない)の比率は大企業だと僅か1.6%ですが、中小企業では7.6%が残業なしと回答。

大企業の社員ほど“恒常的に”残業していることが判明し、残業自体の少なさについては中小企業のほうが優秀です。


では、毎月の残業時間についてはどうでしょうか。

残業時間については厚生労働省による就労条件実態調査(2013年)のデータがあります。
過労死の危険があるとされる、月間80時間以上&月100時間以上の残業をしている割合は、従業員規模別に以下のとおり。

<長時間残業と企業規模の関係>

従業員数月80時間以上月100時間以上
10人未満 20.4%6.2%
100人まで 20.5%5.7%
300人まで 29.5%8.9%
301以上(大企業)34.7%10.6%


(参照リンク)大企業ほど、長時間残業が多い【日経BP】
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/032100633/?SS=nboimgview&FD=-1040844803

従業員の多い大企業の社員ほど、長時間残業をしている傾向が見て取れます。

実はこれにはちゃんと理由があります。

ほとんどの大企業(96%)は、労働組合との間で「労働時間の上限を定めない」特別協定を結んでいるため・・・
自身の裁量で、月80時間でも100時間でも残業できてしまう、
というわけなのです。

※ちなみに、中小企業でこの特別協定を結んでいるのは、従業員100人規模で約5割。詳細数字は上リンクの元資料でご覧になれます。

大企業ほど、時間上限なく労働できる制度(特別協定)を作っているので、長時間残業も大企業のほうが多いのです。

(議論されている「働き方改革」で、こうした極端な長時間労働には“罰則付き”の規制が設けられる方向で、改正法案が国会に提出される見通しです)


年間を通して残業の少なさ&残業時間の少なさ、という面では・・・
大企業よりも「中小企業」のほうが遥かに優秀です。


なるべく残業を避けたい人は、大企業ではなく「中小企業」に就職or転職するのも、ひとつのテかもしれませんね。



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 参考記事はコチラ。
タグ:残業
posted by ちゅーりっぷ at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・ビジネスの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

JR東日本の30周年記念は、23万円の入場券と3日間フリーパス。

 JR東日本が会社発足から30周年を迎えるにあたり、約23万円の「JR東日本30周年記念入場券」を発売する、ことを公表しました。

「JR東日本全1634駅(2017年4月現在)の入場券とバインダーがセットになって、価格は22万8760円。
きっぷは昔ながらの硬い厚紙でできた硬券タイプで、
入場券としては発売当日から2018年3月31日(土)まで有効です。

 300セット限定で、「鉄道の日」である10月14日(土)に発売予定。
申し込み受付はインターネットまたは郵送で行われます。発売数以上の申し込みがあった場合は、抽選が実施されます。
具体的な受付時期や方法については、改めて告知される予定です。」

(引用元)価格は23万円 「JR東日本30周年記念入場券」発売へ 全1634駅分がセット【乗りものニュース】
https://trafficnews.jp/post/65922/

全1634駅の「入場券」セットが、23万円・・・
300セット限定ですし、欲しい人にとっては垂涎のコレクターアイテムなのでしょう。

(広報によると、BRTの駅や旅客営業車が停車しない貨物駅は含まないものの、「臨時駅や無人駅は対象」に含まれるそうです)

まだ半年ほど先の話なので、JR東日本の公式サイトでも具体的な販売方法は掲載されていませんでした。
購入希望の方はJR東日本サイトをこまめにチェックしてみてください。


このほかJR東日本は、より一般向けの「30周年記念パス」も販売します。

7月21日〜31日までの期間中、連続する3日間であれば・・・
JR東日本全線・青い森鉄道線・IGRいわて銀河鉄道線および北越急行線の普通列車(快速含む)自由席がすべて「乗り降り自由」となるお得なキップです。

■価格:大人1万3000円、子供3000円

■発売期間:6月21日〜7月26日
(利用開始日の1カ月前から、同3日前まで販売)

■販売方法:JR東日本の主な駅(指定席券売機、みどりの窓口)・びゅうプラザ・主な旅行会社などで取り扱い。

数量限定などは謳っておらず、こちらは夏休みの家族旅行に活用できそうですね。
別途、特急券を購入すれば新幹線や特急列車も利用可能とのことでした。

(ただし、東海道新幹線では使えないなど一部制限もあります。詳細は下リンクの資料をご覧ください)

(資料)会社発足30周年を迎えるにあたって【東日本旅客鉄道】※別紙5
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20170301.pdf

東北・関東・北信越と広いエリアをカバーしており、使い勝手が良さそうなので、自分も家族サービスの旅行で記念パスを活用しようかな・・・


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参考記事はコチラ。
タグ:高額 限定品
posted by ちゅーりっぷ at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・ビジネスの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする