2018年01月18日

ビットコイン1日で40%下落!?国家政府の規制は、仮想通貨にとって「命取り」になる。

昨日まで170万円前後だったビットコイン価格が、たった1日で40%下落(一時的に100万円割れ)したと、報じられています。

「韓国政府や中国政府による規制強化の動きが伝えられたことが一因のようだ。イーサリアムやリップルなどアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)も軒並み急落した。

ビットコイン価格は昨年12月上旬に200万円を突破。その後下落し、160〜180万円前後の水準で推移していたが、16日午後以降に急落した。

 国内最大の取引所・bitflyerでは17日午前7時25分ごろ104万8000円の安値を付け、第2位のCoinCheckでは同時刻、99万7000円まで落ち込んだ。午後4時半現在、130万円前後まで値を戻している。」

(引用元)ビットコイン急落、一時100万円割れ【IT media】
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/17/news090.html

昨年末あたりからビットコイン相場に“投機”していた人の中には、急落をモロに受けて資産半減した人もいるようで・・・
仮想通貨から引退すると書き込んだ有名ブロガーもいるとか。


ビットコインほかの仮想通貨は、国家政府による規制が「命取り」になって、取引価格が急落します。

この点に関してハーバード大学のケネス・ロゴフ教授は、以下のように警告しています。

「通貨の長い歴史において、民間セクターがイノベーションを起こしても、やがて政府が規制し、合法的にわが物とすることが何度も繰り返されてきた。確実に同じことが暗号通貨でも起こる。

リバタリアン(自由至上主義者)たちは、ビットコインが全ての法定通貨を打ち負かすと考えているようだが、彼らは間違っている。通貨については、ルールを決めるのは政府であり、勝つまでルールを変えることができる。」

視点:ビットコインの「真価」はいくらか、リバタリアンの誤解=ロゴフ氏【ロイター】
https://jp.reuters.com/article/2018-views-bitcoin-kenneth-rogoff-idJPKBN1EK0IB


政府(中央銀行)が発行する法定通貨は、その通貨価値を守るべく常に国家政府がルール変更の決定権を握っています。

(分かりやすい例を挙げるなら・・・偽札騒動が起これば、政府はそれに対抗すべく新紙幣の発行を行なう)

自国の通貨価値を守るべく、ある国家政府がこんな通達を出したとします。
■わが国では、中央銀行が発行したものだけを通貨として認めます。仮想通貨の国内使用は、法律で禁止します。

この通達直後から、残念ながらその国ではビットコインなどが使えなくなってしまう(≒違法行為とみなされる)わけです。
通貨は「お金として使えてナンボ」なので、規制が行なわれた仮想通貨の価値は当然に大きく下がります。


規制された国や地域では、仮想通貨が犯罪等のアンダーグラウンドでしか使われないものに成り下がってしまう恐れすらあります。

国家政府の規制は、(勝ち目がないだけに)民間の仮想通貨にとって「命取り」になるのです。



今後も、先進国でビットコイン規制が相次ぐのなら・・・
規制のニュースが流れるたびに仮想通貨は使える場所を失って、その価値を減らしていくことになるでしょう。


仮想通貨を支えるデータ技術(ブロックチェーン)については将来有望かもしれませんが、政府機関が直接関わっていないものについては、これからも規制が強まるかもしれませんね。

(今は民間企業に仮想通貨をやらせてみて、発生する技術的問題などを国家政府が品定めしているように見えます)


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:34| Comment(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

2018年のドル円為替、アナリスト予想は円高・円安?昨年は静かな動きでした。

昨年のドル円為替相場は、高値〜安値(118.60〜107.32円)の変動率が10%ほどで、これは「過去30年で3番目に小さい」静かな動きでした。
(自分も昨年は、ほとんど為替相場に言及しなかった気がする・・・)

ただ2018年(1月第2週)に入るや、ドル円相場は1ドル=113.3円⇒111.0円へと、いきなり約2円の円高進行をしています。

動きが少し気になったので、昨年末に発表された「2018年のドル円為替、アナリスト予想」が円高・円安どちらなのかを、確認してみることにしました。


ロイターの展望記事によると・・・
市場参加者の2018年アナリスト予想は、円高を唱える人もいれば円安を主張する人もいて、意見が真っ二つです。

三井住友、三菱東京UFJ、みずほ銀といった邦銀系のアナリストは、円高(1ドル105円〜95円)に向かうと予想。

(円高理由としては、米中間選挙を見据えたドル安政策、そろそろドル独歩高の修整局面に来ている、円実効レートの過小評価修正など)

野村証券、外為どっとコムといった証券系のアナリストは、円安(1ドル120円〜124円)に向かうとしていました。

(円安理由としては、日米金融政策のコントラストが健在なこと、今後も断続的な米ドル利上げが見込まれることなど)

展望2018:年後半に円高予想、日銀の政策修正にらむ【ロイター】
https://jp.reuters.com/article/japan-forex-2018-idJPKBN1EG0QR

外資系ではバンクオブアメリカ・メリルリンチのアナリストが、一旦は120円を超える円安になってから115円付近まで押し戻されるのではないか、との予想を立てていました。

また、今年はボラティリティが高まる可能性があるとして、「想定レンジは105〜127円」と幅広く見ていました。


昨年はドル円の動きが静かで、FX取引をしていた人にとっては利幅の採りづらい1年でした。

為替相場では思うように儲けが出ないため、FXからビットコインに資金を移した日本の個人投資家も少なくないようだ、と報じられるほどです。

(参照)Japanese Investors Increasingly Switching From Traditional FX Trading to Bitcoin【News bitcoin】
https://news.bitcoin.com/japanese-investors-fx-trading-bitcoin/

ただ、為替相場が2年連続で穏やかな動きをするとは(経験則から)考えづらいところ。

あくまで個人的な予想ですが、2018年は円高方向にも円安方向にも、昨年以上のボラティリティを持って動くのではないでしょうか。


果たして年末に笑っているのは、円高予想の銀行系アナリストなのか、円安予想の証券系アナリストなのか?
ボラティリティの波はあったけど、結局昨年末と同じ水準(1ドル112円付近)まで戻ってきた、なんていう結果になっているかもしれませんね。


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:06| Comment(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

時は金なり(Time is Money)、元々の意味は「働かないニートは損する」だった!?

時は金なり(Time is Money)とは、「時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけない、時間は有意義に使いなさい」と言う意味で、日本では使われています。

これはアメリカの偉大な政治家、ベンジャミン・フランクリンが残した言葉(Time is Money)を訳したものなのですが・・・
元々は、「働かないだらだら生活は、お金を捨てる行為」という文脈で使われています。


時は金なり(Time is Money)という文言が出てくるのは、彼が残した『若いビジネスマンへの助言(Advice to a Young Tradesman)』という手紙から。

Remember that TIME is money. He that can earn ten shillings a day by his labour, and goes abroad, or sits idle one half of that day, tho' he spends but sixpence during his diverson or idleness, ought not to reckon that the only expense; he has really spent or rather thrown away five shillings besides.

[訳文]
時は金なりだと覚えてください。労働で1日10シリングを稼げる彼が、海外に行ったり、だらだらして半日を過ごし、気晴らしや怠惰のうちに6ぺンスを使ったのなら、それだけを出費と考えてはならない; 彼は現実の出費に加えて(※労働で本来稼げるはずの)5シリングまでも投げ捨てたことになる。

(英文引用元)Who Said "Remember that Time is Money"?
http://quotes.yourdictionary.com/articles/who-said-remeber-that-time-is-money.html
※(労働で本来稼げるはずの)は、当方による加筆約。

仕事を休むことは、その労働時間の報酬を失うことであり・・・
働かずにだらだら時間を過ごすことは、その時間に稼げたはずのお金まで捨てているのに等しい。
と若者達に向けてアドバイスをしています。

仕事していれば稼げただろうお金を捨てるぶん「働かないニートは損する」と警告しているのです。

(経済学で言うところの「機会費用」「機会損失」という考え方です)


仕事がアルバイトでも、労働時間はお金という形で返ってきます。
ゆえに、働く能力のある人にとって「時間はイコールお金そのもの(Time is Money)」。


能力があるのに働かないニート生活は、その時間に稼げたはずのお金まで捨てている行為なので、すごい損をしています。

時は金なりです。働かずにニートするくらいなら、どんな仕事・労働でもいいので、時間をお金に換えなさい。
あなたの時間はお金を稼ぐために使いなさい。


時間はお金と同じくらい大事..ではなく、「時間はイコールお金そのもの(Time is Money)」ということですね。

これがベンジャミン・フランクリンが書き残した、時は金なり(Time is Money)の意味です。


ネット上の英英辞書でTime is Moneyを調べてみたところ、上述のようにベンジャミン・フランクリンの言葉であり、「時間イコールお金そのもの」という概念。

お金を稼ぐために、時間を無駄にしてはならない(時間を無駄にすると、それはお金を失っているのと同じだ)と説明されています。

Time is Money - Meaning and Explanation - Important India
https://www.importantindia.com/21719/time-is-money-meaning-and-explanation/

時間はお金と同じくらい大事という(日本的な)意味合いは、“比喩表現”として用いられるケースがあるとのことでした。


働く能力のある人にとって「時間はイコールお金そのもの」。

能力がありながら働かないニートは、稼げるはずのお金を捨てているのと同じだから、だらだら生活を改めなさい。

時間をお金に換えるべく行動しなさい。

これが、時は金なり(Time is Money)の本質なのです。


まだ迷っている方、「時は金なり」ですよ。
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 参考記事はコチラ。
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2017年12月31日

「お年玉」の由来、「ポチ袋」の由来、知ってますか?

子供たちにとって正月の楽しみと言えば「お年玉」。親戚からのポチ袋に、いくらのお金が入っているのか、誰もがドキドキワクワクです。

ところで、なぜ新年に渡すあのお金を「お年玉」と言うのでしょうか?
お金を入れる袋は、なぜ「ポチ袋」と呼ばれるのでしょう?


「お年玉」の由来、「ポチ袋」の由来について、調べてみました。


<お年玉の由来は、お供え物の餅>

お年玉に関して、語源由来辞典では以下の説明がされていました。

「お年玉の「お」は接頭語。古くは正月行事として「歳神」を迎える祭りがあり、門松を立てて鏡餅を供えた。
お年玉の語源は、供えた餅をお下がりとして子供たちに食べさせ、「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことからとする説がある。
また、この餅は年初に分配されることから、年の初めの賜物(たまもの)で「年賜(としだま)」が変化したとする説や、鏡餅が丸いことから「お年玉」になったとする説があり、いずれも歳神に由来する。
お年玉が金品を贈る言葉として用いられた例は、室町時代から見え始め、当時は茶碗や扇など様々な物が贈り物として用いられた。」

(引用元)お年玉 - 語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/o/otoshidama.html


歳神(としがみ)とは、初日の出と共に現れて、正月に各家を訪れるとされる神様のことです。

この歳神様を家に迎え入れるために、私たちは門松やしめ飾りを玄関に設置します。そして鏡餅は、家に来訪された歳神様へのお供え物です。

歳神様へのお供えが終わって、お下がりとして子供たちに食べさせた「餅」が、「としだま」と呼ばれたことから・・・
やがて、正月に子供たちに与える餅や金品を「お年玉」と呼ぶようになった
のだとか。

※餅がお年玉といわれてもピンとこないかもしれませんが、実際に昭和初期ごろまでは、「餅」をお年玉とする風習が(地方農村部を中心に)普通に残っていました。

戦後の高度経済成長期あたりから(都市部を中心に)お金が主流になっていき、全国的に定着。
今では、お年玉イコール「正月に子供にあげるお金」と認識されています。

室町時代から続く風習ですし、今後も「お年玉」が廃れることはなさそうですね。


<「ポチ袋」の由来は、関西弁>

若い世代はご存じないかもですが、「ポチ袋」という言葉が全国的に広まったのは最近のこと(西暦2000年以降)です。
以前は、主に関西地方で使われていた名称でした。

「ぽち袋の「ぽち」とは関西弁の「ぼちぼち(ぽちぽちともいう)」からきており、「少しだけ」という意味。水引やのしのついた祝儀袋ほど大げさではなく、旅館や料亭で働く人に客が感謝の気持ちを込めながら気軽に少額のお金を渡すときに入れる袋として、明治時代ごろに生み出された。
 当初は錦絵の技術を生かした木版刷りのものが多かった。というのは、「京都の錦絵の版元が、明治時代に入って売り上げの落ち込んだ錦絵に代わる新たな収入源としてぽち袋を売り出した」(豊田さん)からだ。

これをきっかけに、ぽち袋は関西を中心に気軽な祝儀袋として浸透していき、1960年代には子供に渡すお年玉袋としても広く使われるようになった。」

(引用元)込めるのは心 お年玉袋を「ぽち袋」と呼ぶわけ【日経電子版】
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO81064720Y4A211C1000000


一方、関東地方では90年代まで、お年玉を入れる袋は「お年玉袋」と呼ばれていました。
(袋には、「おとしだま」の文字が挿入されていた)

ところが日本のバブル経済崩壊によって、不景気に陥った大人達が子供へのお年玉金額を抑えざるを得なくなり・・・
少額のお金を入れる祝儀袋として、関西の「ポチ袋」という名前の袋が、関東にも登場。


(「おとしだま」の文字挿入もなく)時期を問わずに使えることから、コンビニや量販店でも「ポチ袋」が取り扱われるようになり、2000年代に入って全国普及したそうです。

「不景気でお年玉の金額をセーブしたい・・・」という大人の事情が、少額の心づけを入れるための「ポチ袋」とマッチングしてしまったわけで、ちょっと切ない話ですね。


以上、知っていたところで何の役にも立たないかもしれませんが、「お年玉」の由来&「ポチ袋」の由来でした。


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 参考記事はコチラ。
ラベル:お年玉 うんちく
posted by ちゅーりっぷ at 14:00| Comment(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月24日

がんになったら「払わなくていいおカネ」は、フェイクニュース。【注意喚起】

注意喚起のため、結論から書きます。
週刊現代が掲載する『こんなにあった!がんになったら「払わなくていいおカネ」全一覧』は、題名から誤解を招くフェイクニュースです。

「2人に1人ががんになると言われる時代、高額かつ長期的な負担は誰もが避けたいと思うものだ。そのようななかで、公的な制度を最大限に活用すればかなりの額の助成が受けられることを知っておきたい。」

(引用元)こんなにあった!がんになったら「払わなくていいおカネ」全一覧【週刊現代】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53748

との書き出しで始まる記事の中身は、患者が「自主的に申請することで始めて受けられる助成金」の類をまとめたもの。


具体的に、どこがフェイクニュースなのかと言うと・・・
挙げられた助成金のいずれもが、“がんを条件としていない”制度である点です。

例えば、記事5ページ目の一覧表「がんになったら控除や助成の対象になるもの」を見てください。
NHK受信料をはじめ計12項目の助成制度が出ています。

(HPリンク)がんになったら控除や助成の対象になるもの【週刊現代】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53748?page=5

ところが各々の内容を読むと、助成を受けるための条件はがんではなく、ほぼ全て「身体障害者として認定」された場合。
(もしくは「要介護状態」になった時)

12項目ある助成制度のうち、“がんの確定診断が条件となる物はひとつもない”のです。


これらを『がんになったら「払わなくていいおカネ」』というタイトルで紹介しているのは、甚だ疑問であり・・・
題名から誤解を招く、フェイクニュースだと言わざるを得ません。

週刊現代で取り上げている内容は、がん患者であろうとなかろうと、『身体障害者に認定されたら「払わなくていいおカネ」』です。

患者や家族にとっては救いの光かもしれない、自主申請で受けられる助成制度についての記事だっただけに、誤解を生む題名があまりに残念です。

『がんになったら・・・』との前置きタイトルつけた記事の執筆者&編集者には、猛省を要求します。


がんになったら払わなくていいおカネ、について本気で書くのなら・・・
住宅ローンに関連した「がん保障特約付き 団体信用生命保険(団信)」について、少なくとも説明するべきだったでしょう。

※住宅ローンを借りた人が、がんと確定診断された場合、団信の保険金がおりて住宅ローン残債が完済される仕組み。

(参照)団体信用生命保険(団信)の特約は付けるべき?
http://kakaku.com/housing-loan/articleview/?no=200

「がん特約付き団信」についてノータッチだった点も、記事執筆者の大きなマイナスだと個人的には思います。


【補足】
助成金の内容に関して、ひとつフォローを入れておきます。
高額療養費制度については、対象が身体障害者に限定されません。医療費の自己負担額が高額になれば、「基本誰でも(申請することで)」受けられます。

(対象もがんに限らず、どんな病気・ケガの治療でもOKです)



↓携帯電話・スマートフォン、下取りよりもお得に。



参考記事はコチラ。
ラベル:がん 助成金
posted by ちゅーりっぷ at 10:14| Comment(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする