2017年05月21日

へそくりの平均金額が、男女ともに前年比▲17万円の減少。こんな事ってある?

明治安田生命による『家計に関するアンケート調査』で、恒例といえば「へそくり」金額です。

昨年11月時点では、20代〜50代のへそくり平均金額が89万8465円(男性71.3万、女性108.3万)となり、これまでの過去最高額を記録。

今年のへそくり金額が気になっていたのですが・・・
2017年4月に発表された最新調査で、20代〜50代のへそくり平均金額が72万6572円と、驚くことに前年から▲17.2万円も減少してしまったのです!

男女別では、男性のへそくり平均額が54万0770円(前年比▲17.2万円)、女性の平均額が91万1687円(同▲17.2万円)となりました。

(資料)明治安田生命 「家計」に関するアンケート調査 ※13ページ目
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2017/pdf/20170428_02.pdf

この半年足らずで、男女とも平均金額が仲良く▲17万円減少という結果です。
こんな事ってあるのでしょうか?

(同調査は20代〜70代の男女1619名の有効回答を集計したものであり、母集団の大きさから統計の信頼性は十分に高い)


へそくりが減ったと思われる状況は、同調査の別項目から見て取れます。

例えば、夫婦のおこづかい(≒月に自由に使えるお金)平均額は2万5082円で、調査開始以来最低の金額を更新。

※男性のおこづかい平均は、3万1764円(前年比▲3186円)。女性の平均は1万8424円(同▲5632円)。

一方で、平日のランチ代は男性平均が704円(前年比+1円)、女性のランチ平均は過去最高となる1204円(同+124円)に。

おこづかいが過去最低まで減ったのに、日々の食事代は増えている形で・・・
この状況ではへそくりを貯めるどころか、へそくりからお金を持ち出さないと収支バランスが合わなくなってしまいます。

(実際に自分のへそくりからお金を出して、家計支出の埋め合わせをしている家庭も普通にあるのでしょう)

とはいえ、男女揃ってへそくり▲17万円は説明の難しいところです。


男女ともにへそくり▲17万円減少(現象?)について、明治安田生命がコメントを一切出していないので、こちらで憶測するしかないのですが・・・
こんな理由が、ひとつ考えられます。

自分のへそくりを、株・FXといったリスク資産でひそかに運用する人が、男女共に一定割合いるのではないでしょうか。

とすれば、へそくり運用の評価額目減りによって、男女ともに同額マイナスという結果が引き起こされた可能性があります。

なぜこう考えたかと言うと、自分もへそくり資金(≒独身時代の貯金)を使って、株投資をしている1人だからです。

※家族は私の株投資を知っています(保有株も株主優待などから一部知っている筈)が、投資金額や成果までは教えていません。

自分と似たような境遇の人がそれなりにいて、ここ数ヶ月は運用の投資成果がマイナスの人が多かったのではないかと。

(自分の運用成果マイナスから思い至ったわけでは・・・って、バレバレか?)

全く想像の域を出ませんが、へそくり運用の評価損なら、男女共に似たようなマイナス額もありうるのではないかと考えてみました。


何はともあれ、各家庭でへそくりが減少したことは確かなようです。
昔流行った某CMではありませんが、あなたのへそくりも「ご利用は計画的に」。


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 参考記事はコチラ。
タグ:へそくり
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2017年05月18日

世帯貯蓄の“平均値”は過去最高。ところが“中央値”だと減少傾向!?

総務省が発表した家計調査報告で、2人以上世帯における貯蓄額の“平均値”は1820万円で過去最高(4年連続増加)となりました。

ただし、階級別分布では平均の「1820万円を下回る世帯が全体の3分の2(67.7%)」を占め・・・
一部の富裕高齢者層が、世帯貯蓄の平均を押し上げている
ことが分かりました。

※世帯主60歳以上の高齢者世帯では、平均貯蓄額が2385万円にも達する。

(参照)世帯貯蓄、4年連続増=過去最高1820万円−16年【時事通信社】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051600876&g=eco

「家計所得のニュースで、“平均値”を取り上げても実情に合わず、“中央値”を報じるべきだ」、と主張する日本の報道関係者はいないんでしょうか?

平均を下回る世帯が、全体の2/3を占めるという事は・・・
「平均貯蓄額は国民の実情(中間地点)に合っていない」
ことを如実に物語っているのですけど。


(平均貯蓄の1820万円は、国民の「上位3分の1だけ」に当てはまる額です)


実情に合う統計数値は、国民全体の中間地点に当たる“中央値”です。

では、世帯貯蓄額の“中央値”はいくらなのでしょう?

総務省の家計調査報告(2016年)を確認したところ・・・
貯蓄ゼロ世帯も含めた、国民の中間地点に当たる“中央値”は996万円でした。


(資料)家計調査報告平成28年|貯蓄の状況【総務省】
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h28_gai2.pdf


冒頭ニュースによると、貯蓄額の“平均値”は過去最高を更新しています。
果たして、貯蓄額の“中央値”も同じように、右肩上がりで過去最高を更新しているのでしょうか?

総務省の過去データを紐解いてみたところ・・・
貯蓄額の“中央値”は過去最高どころか、この10数年にわたって「減少傾向」にあります。

論より証拠、お見せしましょう。
比較可能な最も古い2002年(15年前)の家計調査データによると、貯蓄額の“平均値”は1688万円。
同年の貯蓄額“中央値”は1022万円となっています。

貯蓄額の“中央値”は、今よりも昔(15年前)のほうが高かったのです!


(資料)家計調査報告平成14年|貯蓄の状況【総務省】
http://www.stat.go.jp/data/sav/2002np/pdf/gk11.pdf
※こちらでは「中位数」という語句を用いている。

また、5年おきの推移を抜き出すと以下のとおり。

<貯蓄額“中央値”の推移>

2002年・・・1022万円   (平均は1688万円)
2007年・・・1008万円   (同1722万円)
2012年・・・1001万円   (同1658万円)
2016年・・・996万円    (同1822万円)

※総務省の家計調査報告(各年度)より抜粋。

貯蓄額の“中央値”は15年前の2002年調査が最も高く、以後ゆるやかに「減少傾向」にあるといえるでしょう。


平均を下回る世帯が全体の2/3を占めるのに、その“平均値”が過去最高と報じても何の意味も持ちません。

数値を報道するなら、国民の実情に合わせた、貯蓄ゼロ世帯も含む”中央値”を、各メディアはもっと積極的に報じるべきです。

そして、貯蓄額の“中央値”はこの10数年にわたって、ゆるやかな「減少傾向」にあります。


【備考】
貯蓄額の“中央値”は、一貫して減少しているわけではありません。
リーマンショック後の2009年調査では、貯蓄額“中央値”が「988万円」まで落ち込み、その翌年には持ち直す(995万円)といった浮沈も見られます。

ここ10数年のトレンドでは、ゆるやかな「減少傾向」にあるという話です。


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 参考記事はコチラ。
タグ:貯蓄
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2017年05月11日

「貯蓄0円世帯が最多」を、鵜呑みにしてはダメ!?統計の“裏”を読みましょう。

既婚者を対象にした世帯貯蓄額のアンケート調査記事で、「貯蓄0円世帯」に着目した記事がありました。

「明治安田生命保険はこのほど、「家計」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は4月3日〜10日、有効回答は20〜79歳の既婚者1,618人。

世帯の貯蓄額平均は1,274万円。
金額別にみると「0円」(18.8%)が最も多く、次いで「100万円〜300万円未満」(15.9%)、「500万円〜1,000万円未満」(15.6%)と続いた。同社は「日々の生活で精一杯で、貯蓄する余裕がない家庭も多い」と分析している。
世代別にみると、20・30代の半数以上が300万円未満となり、特に20代女性では7割以上に上ったのに対し、70代の約3割が3,000万円以上の貯蓄があった。

貯蓄の目的を質問すると、「将来のため」(64.4%)と「いざというときのため」(64.3%)の2つが圧倒的に多く、3位に「子供の教育資金のため」(26.9%)が入った。」

(引用元)世帯当たり貯蓄額平均は1,274万円 - 金額別では「貯蓄0円世帯」が最多に【マイナビ】
http://news.mynavi.jp/news/2017/05/09/301/


性・世代別に見た貯蓄額の分布表も、同記事に掲載されていました。

表を見ると、確かに「貯蓄額0円世帯」は18.8%を占める最多ボリュームゾーンです。
ですが、「貯蓄額0円世帯が最多」を鵜呑みにして良いのでしょうか?

(参照グラフ)性・世代別に見た貯蓄額の分布表【マイナビ】
http://news.mynavi.jp/photo/news/2017/05/09/301/images/001l.jpg
※元資料は、明治安田生命レポート。


統計の“裏”を読んでみましょう。

貯蓄額0円世帯が18.8%、ということは・・・
“裏”を返すと、「81.2%(8割以上)の世帯は、何らかの貯蓄をきちんと行なっている」という事実
が浮かび上がってきます。

例えば主婦が5人集まった時、うち4人は一応「お金をきちんと貯めている」家庭です。

金額はどうあれ、5人の内4人は「お金をきちんと貯めている」わけです。

(あなたが貯蓄0円なら、周りの4人はいずれもお金を貯めています)

ただし、貯蓄額は各家庭(収入や家族構成)によってばらつきが大きいため・・・
“金額別”で分けた場合には、貯蓄額0円がボリュームゾーンに見える、というだけの話
なのです。

この点はしっかりと理解しておく必要があります。


「貯蓄額0円世帯が最多」記事を鵜呑みにして、貯蓄をおろそか&後回しにしてしまうのは悪手です。
統計の“裏”を読む限り、8割以上の世帯がお金をきちんと貯めています。


貯蓄0円なら、日本社会の中で“2割にも満たないビリ集団”だということを自覚したほうが良いでしょう。


ちなみに・・・先の分布統計によると、若年層のほうが、しっかりお金を貯める傾向があります。
20代・30代は、貯蓄額0円よりも「貯蓄額100万〜300万円未満」が最大のボリュームゾーン(24.6%・26.55%)です。

むしろ、定年間近のベテラン社会人のほうが貯蓄はダメ。
50代・60代は、子育ても終わってお金を貯められる時期なのに、「貯蓄0円」が最大ボリュームゾーン(20.9%・24.1%)になっています。


※参照リンクの、『性・世代別に見た貯蓄額の分布表』からの数字。

恐らくは定年退職金&老齢年金を当てにして、貯蓄0円でも何とかなる(or定年後も働く)と考えている50代・60代が多い、という事なんでしょうけど・・・
半世紀も生きてきて、老後のマネープランが貯蓄0円って、恥ずかしいと思わないんでしょうか?

(人生は人それぞれですが、自分だったら定年間近で貯蓄ゼロは恥ずかしいです)

貯蓄0円は、日本社会で“2割にも満たないビリ集団”ですよ!


家に眠っているブランド品を、お金に換えませんか。



 参考記事はコチラ。
タグ:貯蓄
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2017年04月27日

新入社員が目標とする、月々の貯蓄額はどれくらい?彼らの目標年収も判明。

明治安田生命の調査によると、新入社員1109名に聞いた初任給の使い道で、最も多かったのは「両親へのプレゼント」(44.1%)が9年連続。続く2位が「預貯金」(30.0%)でした。

ただし、初任給で「預貯金」が3割になったのは調査以来の過去最高値なのだとか。

(なお、両親へのプレゼント回答は年々減っている)

(参照)2017年春の「新入社員」を対象に、就職活動、働き方・お金に関する意識についてのアンケート調査【明治安田生命】
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2016/pdf/20170331_01.pdf

預貯金の回答が過去最高値となった背景として、同レポートでは社会保障制度をはじめ「将来への不安」があるのではないか、との推測がされていました。


ところで、新入社員はどれくらいの貯蓄額を目標にしているのでしょうか?

同レポートは、毎月のお給料のうちいくら貯蓄しようと考えているかの目標額についても、アンケート調査。
彼らが目標に挙げた価格帯分布は以下のとおり。

<新入社員に聞いた、1ヵ月当たりの貯蓄目標額>

0円(特に貯金しない)・・・0.9%
1円〜1万円・・・5.7%
1万超〜2万円・・・12.7%
2万超〜3万円・・・19.6%
3万超〜4万円・・・5.4%
4万超〜5万円・・・31.5%
5万超〜10万円・・・20.0%
10万円超・・・4.2%


※資料は上リンクの明治安田生命調査(16ページ目)より。

結果、新入社員が目標とする、1ヵ月当たりの平均貯蓄額は「5万0688円!」でした。

過去最高だった前年53342円よりは減少したものの、「5万円代はキープするなど、依然として貯蓄志向の強さを感じさせる」貯蓄目標を設定していることが窺えました。


貯蓄をする理由としては、「病気や事故の備えとして」(42.8%)と「将来給料が下がるかもしれないなど不安なので」(41.0%)がツートップ。
ただし女性は、「旅行に行くため」(43.7%)や「結婚資金として」(42.9%)など、具体的な目的を挙げる回答のほうが多かったそうな。

漠然とした将来の不安だけで、お金を貯め続けるのはなかなか難しく・・・
何らかの目的意識or目標額を決めて貯金をしたほうが、お金は貯まりやすいもの。

もしも病気・事故に備えるなら、“いつまでに”“いくら貯めれば”安心できる額なのかを、一度よく考えたほうが良い(保険加入という選択もある)でしょう。


このほかレポートでは、彼らが目標に掲げる年収についてもアンケート結果が出ていましたので、最後に書いておきます。

新入社員が挙げた、“30歳時点”の目標年収で最も多かったのは500万円(49.4%)で、平均値では30歳の時に「年収584万円」でした。

※男性は平均目標が年収638万円、女性の平均目標は年収538万円。

また、将来的な目標年収として最も多かったのは、男性が「1000万円」(34.8%)。女性では「700万円」(36.4%)という結果でした。

男性で年収1000万、女性で年収700万。どちらも高いハードルですが・・・
新入社員の皆さんはぜひ頑張って、職場&社会で活躍してください。

自分にはもう年収1000万超えはちょっと無理っぽい(会社の経営幹部にでも昇進しない限り)ので、若い人を応援します・・・


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 参考記事はコチラ。
タグ:貯金 年収
posted by ちゅーりっぷ at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 貯金・借金の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

59カラットのピンクダイヤ、再競売で史上最高の79億円落札!

4年前に83億円の値がついたものの、落札者が支払えずにお蔵入りとなっていた59.6カラットのピンクダイヤモンドが再びオークションにかけれ、宝石競売としては史上最高額となる7120万ドル(約79億円)で落札されました。

「競売大手サザビーズが香港で4日に開いたオークションで、「ピンクスター」と呼ばれる大型のピンクダイヤモンドが史上最高額となる7120万ドル(約79億円)で落札された。
59.6カラットのピンクスターは、過去競売にかけられたダイヤモンドの中でも最大級の大きさ。香港の宝飾品会社、周大福が落札した。

ピンクスターは2013年、ジュネーブで開かれたオークションで8300万ドルで落札されたが、落札者の支払いの不履行によりサザビーズの手に戻っていた。」

(引用元)大粒ダイヤ「ピンクスター」、過去最高の79億円で落札 香港【CNN日本語版】
http://www.cnn.co.jp/business/35099311.html


上リンク記事から写真を見ることができますが、縦2.7cm×横2cmほどの卵形で、色(ファンシービビッド)や透明度などは最高級のグレード。

主催のサザビーズは事前の予想額を6000万ドルとしていたのですが、3者が競り合う形となったため、前回とほとんど変わらない落札額になったのだとか。

(約5分間におよぶ、熾烈な応札競争が行なわれたそうな)

これだけ高額だと、またも支払い不能が起きるかも、と心配なのですが・・・

サザビーズ・アジアのパティ・ウォン氏がロイターの取材に答えたところによると、「今回競り合った3社とも、前回のオークションにも参加していた。長い関係を持つ入札者たちで支払い能力は信頼している。まったく懸念していない」とのこと。

どうやらピンクスターは、79億円で売買成立することになりそうです。


ところで個人的には、オークションハウスもうひとつの雄、クリスティーズが今年何を持ってくるのかも気になります。

昨年は14.6カラットのブルーダイヤモンドで、5683万スイスフラン(当時のレートで約63億円)落札という宝石最高額記録を、クリスティーズが持っていたわけですが・・・

(参照)ブルーダイヤ、63億円で落札 宝石で過去最高額 【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H2E_Z10C16A5000000/

この記録が、ピンクスターに奪われてしまいました。

2大オークションハウスの威信をかけて、次はクリスティーズがどんな目玉商品を出してくるのか、今後のニュースを楽しみに待ちたいと思います。


家に眠っているブランド品、喜んで買い取ります。



 参考記事はコチラ。
タグ:高額
posted by ちゅーりっぷ at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 貯金・借金の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする