2016年09月12日

クレジットカード、積極的に利用したくないが57%。日本の“治安の良さ”も一因。

内閣府が行なったクレジットカードに関する世論調査で、クレジットカードを積極的に利用したいかとの質問に、「そう思わない」側の回答が過半数の57.9%だったことが分かりました。
「そう思う」側は39.8%でした。

以下のデータは『クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査』から。全国18歳以上の日本人3000名を対象にした面談調査で、1815人の有効回答をまとめたものです。
(調査期間は平成28年7月21日〜7月31日)


Q.あなたは、クレジットカードを積極的に利用したいと思いますか?(5択形式)

・そう思わない ・・・33.8%
・どちらかといえばそう思わない ・・・24.0%

・わからない ・・・2.4%
・どちらかといえばそう思う ・・・19.5%
・そう思う ・・・20.3%


(資料)「クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査」の概要【内閣府】
http://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h28/h28-credit.pdf

「そう思わない」側が過半数の57.9%を占める結果となりました。

“どちらかといえば”で回答しがちな日本人が、クレジットカードについては明快に「そう思わない」が最も多い(33.8%)のも特徴だと言えます。


利用したいと思わない理由(複数回答)については、「クレジットカードがなくても不便を感じない」(55.4%)が最も多く・・・
以下、紛失・盗難により第三者に利用されるおそれがある(41.3%)、個人情報などが漏洩し、不正利用される懸念がある(35.4%)と続きました。

利用したい側に、どんなシーンで使いたいか(複数回答)を聞いたところ、「店舗での高額の買い物」(72.3%)が最も多く・・・
以下、公共料金・税金・通信料金など月々の支払い(62.9%)、インターネットを利用したショッピング(58.2%)と続きました。


クレジットカードがなくても不便を感じない、というか、日本だと“治安の良さ”から「現金を持っていてもトラブルにほとんど巻き込まれない」ということなのでしょう。

例えば諸外国ですと、スリに遭う危険性から、財布をズボンの後ろポケットに入れて歩くのはもってのほか(欧米の先進国でも常識)ですが・・・
日本ではスリの盗難被害に遭うことが少ないためか、後ろポケットに財布を入れて歩く人を当たり前のように見かけます。

また財布等を紛失した時に、現金まで無事に戻ってくることが多いのも日本の特徴。

警視庁によると、東京都で2014年に落し物として届けられた現金が約33億4000万円に上り、そのうち約74%が持ち主に戻っているとのこと。

海外で落し物が戻ってくる確率は、欧米先進国でも5割程度とされ、日本の“治安の良さ”は国際的にも知られているところです。

(参照)あらゆる落し物が戻ってくる国・日本 “地球最後の文明社会”と海外が感嘆【Newsphere】
http://newsphere.jp/national/20150222-1/


現金所持に関する日本の安全性(治安の良さ)は、盗難や紛失に関する話だけではありません。

・日本では、使っている現金に関して、偽札の心配をする必要がほとんどありません。
(某隣国のように、偽札が金融機関のATMから出てくるようなこともない)

・レジ対応の店員が、お釣りをごまかすようなことも滅多にありません。
(逆にお釣りが多かった時は、客がそれを申告するほど)

“治安の良さ”から、日常生活で「現金を持っていてもトラブルにほとんど巻き込まれない」がゆえに、多くの日本人がクレジットカードの必要性を感じていないのだと思います。


クレジットカードを使っている人も、日本で「現金を持っていると犯罪被害が心配なので」という理由の人は少数派で・・・
ネットショッピングの決済に必要とか、「買い物以外に公共料金等でもポイントが溜まるから」くらいの理由で使っている人が大半ではないでしょうか。

日本の治安が荒れて、現金トラブルが多発するくらい物騒にならないと、クレジットカードの国内普及は難しいかもしれませんね。

(治安の悪化で普及するとしたら、決して喜ばしいことではないですけど)


↓ネットショッピングするなら、Yahoo! JAPANのクレジットカード【年会費永年無料】



↓給油のたびにお得を実感、ENEOSカード。




カード決済「消極的」57%=不正使用に懸念−内閣府調査
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090100707&g=pol
内閣府は1日、「クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査」結果を公表した。カードを積極的に利用したいか尋ねたところ、「そう思わない」と答えた人は57.9%で過半数に達した。「そう思う」と答えた人は39.8%だった。

クレジットカード、「積極利用したくない」57%
http://www.asahi.com/articles/ASJ915G9FJ91UTFK00G.html
 内閣府は1日、クレジットカード利用に関する世論調査の結果を発表した。「クレジットカードを積極的に利用したいか」との質問に対し、「そう思わない」との回答は57・9%で、「そう思う」39・8%を大きく上回った。

posted by ちゅーりっぷ at 12:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 金融・保険の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
♥ま、そうでしょうね~。昨年のクレジットカード被害額120億円超、その大半がネットです。2016年第一四半期で既に37億円、前年同期からは39.6%の増加、誰しも犯罪に巻き込まれたくないでしょうから。
過去2回ほどクレジットカード不正利用被害にあいましたけど、ショッピングサイトはセキュリティが脆弱すぎ。
アカウントが乗っ取られれば、そこに登録してるクレジットカードが悪用、ワンクリックでショッピングされてしまいますから、クレジットカード情報をサイトへ登録はしない、利用する店舗も、アカウントが乗っ取られてもクレジットカード会社へ登録したパスワードが無いと決済できない、3Dセキュア加盟店に限定してます。
Posted by sophie at 2016年09月12日 18:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック