2017年08月05日

個人型確定拠出年金(イデコ)を利用する個人投資家は6割。一般の人はもっと低いはず。

今年1月から自営業者・サラリーマン・公務員・主婦など、年齢が60歳未満なら基本誰でも利用できるようになった個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)。
国民年金・厚生年金にプラスの備えとして、任意で加入&自分で積立運用していく年金制度ですね。

SBI証券が、個人型確定拠出年金の利用状況について顧客の個人投資家821名にアンケート調査を行なったところ、6割(61.8%)の人が利用していることがわかりました。

個人型確定拠出年金を利用していない個人投資家は4割弱(38.2%)でした。

(調査期間は2017年7月14〜25日。留意点として、回答者の年齢属性は20代・30代が全体の7割を占める。性別も男性が7割)


現在利用している人に、金融機関を選んだポイント(複数回答可)を尋ねたところ・・・

最も多かったのは、89.2%の人が挙げた「口座管理量などの手数料」。
続いて、商品ラインナップの充実度(66.3%)、商品の信託報酬などの手数料(60.4%)に、多くの意見が集まりました。

(資料グラフ)iDeCoを利用する金融機関(運営管理機関)を選んだポイントは何ですか?【SBI証券】
https://a248.e.akamai.net/f/248/29350/7d/pict.sbisec.co.jp/sbisec/images/base/g_prestory170726_01_lsegbilb_03.gif

個人投資家は、各種手数料によって運用収益に違いが出ることを身に染みて知っていますので、「手数料」が大きな選択のポイントとなっているようです。

なお、利用の際に困った点としては、6割超(64.1%)の人が「加入手続きに時間がかかる」としていました。


他方、現在利用していない人にその理由を尋ねたところ・・・

最も多かったのは、28.0%の人が挙げた「制度がよく分からない」。
投資知識が人並み以上にあるだろう個人投資家でも、4人に1人は個人型確定拠出年金についてあまり知らないようです。


(資料グラフ)現在、iDeCoを利用していない理由は何ですか?【SBI証券】
https://a248.e.akamai.net/f/248/29350/7d/pict.sbisec.co.jp/sbisec/images/base/g_prestory170726_01_lsegbilb_06.gif

ただし、今後の利用意向については「ぜひ利用したい(38.0%)or利用したい(27.5%)」との声が6割超。

掛け金が全額所得控除の対象だったり、受け取る時にも公的年金等控除が利用されるなど、「税制優遇のメリット」を知っている人は、イデコを利用したいと答えるようです。

※このほか、NISAと同じく「運用益が非課税」となる点もメリットですね。


さて、個人投資家でも利用率6割ということは、一般の人ではイデコの利用率がもっと低いのだろうと推測されます。
そもそも「制度がよく分からない」人も、相当数いるのではないのでしょうか。

個人型確定拠出年金は、老後に向けた資金作りを支えてくれる現役世代の強い味方なのに、もったいない話です。

(いわゆる投資嫌いで)積立・定期預金だけをするにしても、イデコを利用すれば「預金利息(運用益)は非課税」で受け取ることが出来るというのに・・・。

(ただし60歳までは解約不可、中途での受け取りができませんけどね)


老後資金のことを考えるのなら、“個人型確定拠出年金は利用するべき”制度だと、個人的には思います。

現役世代で、公的年金の将来(貰える額)に不安を感じる人は、任意加入の個人型確定拠出年金(イデコ)を検討されることをお勧めします。


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 11:08| Comment(0) | 株・投資の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする