2017年05月14日

「どうして、母の日にはカーネーションを贈るの?」、娘から質問された・・・

5月の第2日曜日は、母の日です。
私は娘を連れて花屋に行き、母の日に贈るカーネーションを買ったのですが、ほかの花を見ていた娘に質問されました。

「どうして母の日はカーネーションなの?こっちの花は?」
娘は、別の綺麗な花をプレゼントしたかったようです。

困りました。母の日=カーネーションは常識(昔からの習慣)程度に思っていたので、カーネーションになった理由が分かりません。
答えに窮した私は・・・娘に「お店の人に聞いてみよう」と促して、幸運にも店員さんが母の日の由来を教えてくれました。

(以前も聞かれたことがあるらしく、その人は花屋の知識として覚えていたそうです)

母の日にカーネーションを贈るようになった理由、皆さんは知っていますか?


カーネーションを贈る「母の日」の由来は、およそ百年前のアメリカで、ジャービス母娘によって始まったものです。

南北戦争中に、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善する社会活動に尽力していたアン・ジャービスと言う女性がいました。
また彼女は南北戦争後、分裂した北部州と南部州の平和的和解のために「Mother's Friendship Day(母の友好日)」などの平和活動を続けていました。

アンは1905年5月に、この世を去るのですが・・・
間近で母親の平和活動を支援していた娘アンナ・ジャービスが、非常に母親のことを敬愛していました。

「2年後の1907年5月の第2日曜日、娘アンナは母親を追悼するため、フィラデルフィアの自宅に友人数人を招き、自分の母親の活動を振り返りつつ、母に敬意を表する国民的な日としてマザーズ・デイを設けるべきとの考えを友人らに明らかにしたのです。

アンナは、ウェストヴァージニア州のグラフトンにあるアンドリュー・メソジスト教会(Andrew's Methodist Episcopal Church in Grafton)に、彼女の考えた「母の日」構想について手紙を出しました。
その教会は、母アン・ジャービスが20年以上もサンデー・スクールの教鞭を執っていた教会で、彼女の長年の努力に敬意を表する意味も合わせて「母の日」としての式典の実現を訴えかけたのです。

彼女の願いは叶い、1908年5月10日、400名以上の母子を招き、最初の公式な母の日のセレモニーが同教会で執り行われました。
列席者には、アンナの母親が好きだった(と言われているが定かではない)白いカーネーションを配ったとされ、このカーネーションが、現在の習慣につながっていくことになった
ようです。

ちなみにこのアンドリュー・メソジスト教会は、現在「母の日」誕生の地として母の日の国際的な総本山的な扱いを受けています。」

(引用元)母の日 Mother's Day 由来と歴史
http://www.worldfolksong.com/calendar/mothers-day.html


アンナ・ジャービスさんの「母の日」活動は、教会を通じてアメリカ国内に伝播。
やがてアメリカ連邦議会をも動かし、1914年に「母の日」はアメリカの記念日となり、5月の第2日曜日と定められました。

「母の日」創設者と言えるアンナ・ジャービスさんが、白いカーネーションを(母親が好きだった花として?)参加者に配ったのが・・・
母の日にカーネーションを贈る行為のはじまりなのだとか。


アメリカで始まったこの習慣が、日本に持ち込まれたのは第二次世界大戦後。

(大戦直後のGHQ統治による影響もあって)日本でも1947年に、「母の日」が5月の第2日曜日と制定され・・・
カーネーションを贈る(アメリカ本国の)文化もあわせて知られることとなり、日本でも広まっていきました。



ちなみにですが、母の日=5月の第2日曜日、は世界的な決まりごとではありません。

例えば中東アラブ諸国は春分の日(3月21日頃)を母の日としていますし、フランスは5月の最終日曜日、タイ王国は8月12日、ロシアでは11月の最終日曜日です。

贈る物もカーネーションと言うわけではなく、例えば南半球のオーストラリアでは菊の花(クリサンセマム)を贈るのが一般的です。

これは、母の日の由来となっている偉大な女性が、そもそも国によって違う(例えばタイ王国ならシリキット王妃)ためで・・・
母の日は、各国で「日付も由来も違えば、贈るプレゼントも違う」のが普通。

カーネーションの花にこだわらず、感謝の気持ちを込めて、母親が喜びそうなものをプレゼントすれば良いのかもしれませんね。






 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする