2016年12月31日

2016年は、中小型株に投資した人が苦戦した!?日経平均とTOPIXが明暗を分ける。

2016年は、日経平均とTOPIXとで年間パフォーマンスが明暗を分ける、という非常に珍しい年となりました。

【日経平均】
昨年末・1万9033円 ⇒ 16年大納会・1万9114円 (年間+0.42%)

【TOPIX】
昨年末・1547.3⇒ 16年大納会・1518.6 (年間▲1.85%)

ブルームバーグ記事によると、年間騰落が明暗を分けたケースは、過去40年間1度もなかったとのことです。
(記録データがある1971年まで遡ったが、この現象は初めて起きたとのこと)

(参照)大納会のTOPIX小反発、輸出出直る、内需も−16年は5年ぶり下落【ブルームバーグ】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-29/OIYXPX6K50XT01


日経平均は、東証1部に上場している企業(約1700銘柄)の中でも取引が活発な225社を対象にしたものなので・・・
いわゆる安定優良株に限定した投資スタンスの人は、今年もトータルプラスを維持することが出来たのではないでしょうか。

TOPIXは、東証1部に上場している全銘柄(の時価総額)が対象ですから・・・
中小型株への投資にも積極的だったスタンスの人は、今年はだいぶ苦戦させられたのではないかと思います。

(正直なところ、自分は秋までだいぶ苦戦を強いられました)

今年の株投資を振り返って感じたことは、「厳選された日経平均銘柄は、上げるときにきっちり上がっていくなぁ」ということです。

自分が持っていた中小型株は、9月以降の日経上昇幅についていけず・・・
慌てて日経ETFを自分のポートフォリオに組み込んでから、ようやく展開が楽になったことを今も覚えています。


日本株投資で、今年のパフォーマンスが日経平均を下回った人にアドバイス。
「安定優良株で構成される、日経ETF(もしくはJPX400)は保有したほうがいいです。値が戻る時にはしっかりと戻してくれます」


個人的には、(ブレグジットやトランプ勝利など)何らかのショックで相場全体が急落した時が、ETFを購入するベターな狙い目ではないかと思います。

(自分は購入できませんでしたが、2016年はその急落時が買い場だったので)


自分の投資手法が、日経平均を大幅にアウトパフォーム(上回っている)人は・・・
「そのまま、我が道を進んじゃってください!」

ボラティリティ±20%超で揺れた2016年で、年間トータル大勝利を実践できた人は、自分の投資手法に胸を張って良いと思います。

というか、年間を通して日経平均を大幅にアウトパフォームできた投資手法を、コメントに書きこんでご教授プリーズ!




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 参考記事はコチラ。
タグ: 日経平均
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2016年12月30日

とんでも予想2017年は、“さらに景気が良くなる”こと!?みずほ予想に注目集まる。

2016年は、米大統領選でトランプ氏が勝利したり、英国民投票がEU離脱方針を支持したりと、事前では「とんでも予想」とされるような事が起きました。

2017年もこの傾向が続く場合、どんなテールリスク(可能性は低いが、起きた場合の影響が大きいもの)が考えられるのでしょうか。

市場では、米大統領選のトランプ氏勝利を昨年末にズバリ的中させた、みずほ総研の「とんでも予想2017」に注目が集まっているようです。


<みずほ総研、とんでも予想2017年>

1.アベノミクスがトランプノミクスを採用し、大型減税を断行。カジノ法案成立を受け、インバウンド観光の目玉策として超豪華「トランプ・ホテル」を誘致
2.トランプノミクスへの過剰な期待から米国で資産バブルが発生。グレート・ローテーション期待でダウ平均株価は2万3000ドル台、米長期金利は3.5%超の水準に上昇。一転してTPPも批准し、グローバルにトランプ大統領の高感度が上昇
3.経済的利益から米国が中国に接近。日米両国がAIIBに加わり、米国で中国製新幹線が導入される
4.トランプ大統領から「イールドカーブ・コントロールは円安誘導」との批判を受け、日銀は物価目標2%を長期目標、中間目標として1%を導入し、長期金利の上昇範囲を許容。金融政策の出口への警戒から超長期金利が急上昇
5.サミットで過度な金融緩和抑制と積極財政政策が合意され、安倍政権は財政健全化計画の凍結と大規模な財政出動を宣言。政府は100年国債発行、日銀が購入主体となるヘリコプターマネー政策に

(資料)みずほ総研、「とんでも予想2017年」 【みずほ総合研究所】
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/today/rt161214.pdf
※元資料には、「とんでも予想」が10個掲載されています。


興味深かったのは、とんでも1位&2位が共に“さらに景気が良くなる”方向の予想だという事。

今のドル高(円安)&株高が、トランプ政権への期待からの動きなのは間違いないとして・・・
トランプ大統領就任後の2017年は、期待と現実とが違うことが露呈して「景気が悪くなる」という見方が、市場の大勢を占めていることになります。

2017年は、とんでも予想が実現しない限り、“さらに景気が良くなる”シナリオにはならない、と思ったほうが良さそうです。

その意味で、今の株高に浮かれている投資家達(自分も含む)は、2017年の投資戦略を慎重に考えたほうが良いでしょう。

(含み益のある銘柄は一旦、利益確定しておいたほうが良いかもしれません)

強いアメリカを希求するトランプ氏が、米ドル高をどこまで許容するか分かりませんが・・・
「これ以上の米ドル高は望まない、日本を儲けさせるだけだ!」と彼が一喝すれば、市場が一気にドル安(円高)トレンドに傾くことは間違いありませんので。


ところで、起こらないと思ったことが発生したからこそ、2016年の展開があることも確かです。

※例えば、大統領選のトランプ勝利でドル高(円安)&株高トレンドを予想した市場関係者など殆どいなかった。

来年もテールリスクが発生すると考えるのなら、金融市場はもうしばらく(投資家にとって)バラ色の展開が続く、という事になります。

個人的には、みずほ総研のとんでも予想が2017年も実現して、景気がさらに良くなってくれると嬉しいのですが・・・
テールリスクが発生しないと景気が上がりそうもない、というのは残念ですね。



【追記】
野村のアナリストも2017年のテールリスクとして10項目の「グレースワン」を挙げています。

(参照)野村が挙げる2017年の「グレースワン」リスク10項目−来年も眠れない【ブルームバーグ】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-11/OHWII36JIJVV01

こちらでも、2番目に「米国の生産性の急上昇」として、(米国市場で)2017年も持続的な株価押し上げが続く可能性は低い、という見方がされていました。


楽天サイトで話題の、投資関連本ランキング。


参考記事はコチラ。
タグ:景気
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2016年12月28日

東芝、またも数千億円規模の損失計上。これで“悪い膿”は出し尽くしたのか・・・

東芝は27日、米国の原発子会社ウエスチングハウス(WH)関連で、数千億円規模の巨額損失を計上する可能性がある、と発表しました。
子会社のWHが昨年買収した、“孫会社”とでも呼ぶべきCB&Iストーン・アンド・ウェブスター(SW)の価値算定に問題があったようです。


「報道資料には、「S&W社の買収に伴う1000億円単位の減損損失を計上する可能性がある」と記載している。「1000億円単位」について東芝の広報担当者は「数千億円という意味」と説明した。

東芝の2016年9月末の株主資本額は3632億円にとどまるため、減損の金額によっては債務超過に陥る可能性も否定できない説明内容だ。
(中略)
東芝は8月開示の資料で、S&Wののれん金額や資産価値について「12月中に最終的に確定する」と記載していた。

その際に、WHグループと東芝連結それぞれで約8700万米ドル(当時の為替レートで約88億円)ののれん計上を想定する一方で、「外部監査人の評価を得たものではなく、変更の可能性がある」と説明していた。」

(引用元)東芝、米原発サービス会社買収で数千億円減損の可能性【ロイター】
http://jp.reuters.com/article/toshiba-sw-idJPKBN14G00K


よく分からない人のために、超大ざっぱに説明しますと・・・

東芝は昨年、決算書類で不正な利益の水増しを行なっていたことが発覚しました。
この虚偽決算を追っていく中で、原子力関連の米子会社WHに関する資産価値の損失も、これまで(わざと)未処理にしていたことが新たに発覚。

東芝は昨年度決算で、WH本体の減損▲2600億円を計上し、膿を出し切ったかのようにも見えました。

ですが、WHが昨年買収したS&Wでも、資産価値の減損算定が必要だと判明。
東芝側は、これを▲8700万ドル(90億)程度と見ていたのですが・・・精査してみたら、▲数十億ドル(▲数千億円)の損失になりそうだ、というのが今回の顛末です。


いやいや。
素人じゃあるまいし、そんな大きな見込み違いってあります?

「債務超過を避けたい」がため、わざと東芝が子会社WHだけ昨年度計上、今期は孫会社S&Wの損失計上と分けたのではないか・・・
などと、邪推してしまいますね。

その東芝株は、昨日が前日比▲11.6%安の391.6円。
今日の前場は、朝方にストップ安の311.6円(▲20.4%)で一旦成立したあと、さらに売りが相次いで値がつかない状態となっています。

(売り注文を出していたホルダーにとっては、売買が一旦成立したのはラッキーかもしれません)


個人的には、東芝株が明日以降もっと落ちてくれたら妙味があると思っています。

というのも、(まだ金額的には解決していませんが)今回の減損計上で、昨年から東芝に居残っていた“悪い膿”、WH関連の巨額損失が出尽くした感じなので。

東芝の再建は、経営陣が全ての“悪い膿”を出し尽くしてからがスタートだと自分は考えているので・・・
2017年は、個別で東芝株の動きに着目していきたいと思います。

(ただ、東芝株は来年の3月15日付で「監理銘柄」に指定されるので、投資対象とすべきかどうかは悩ましいところです)


【追伸】
仕事の都合により、明日はブログの更新をお休みさせていただきます。




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 参考記事はコチラ。
タグ:東芝 巨額
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2016年12月27日

偽造1万円銀貨、ニセモノか本物かを見極めるポイントは、日本国の「本」の文字にある!

1986年に発行された1万円銀貨(天皇在位60年記念硬貨)の偽造硬貨が相次いで見つかっている、と財務省が注意を呼びかけています。

「1万円銀貨のニセ物は2013年にも相次ぎ見つかり、同年12月までに約100枚が報告された。その後はいったん収まったものの、今年に入ってから再び多発。2013年と同型の偽造銀貨が出回っているという。これまでに発見された偽造銀貨は累計約500枚に達する。

 財務省は7月から金融機関などに対して注意を呼びかけていたが、偽造銀貨の報告が途絶えないことから、「偽造銀貨の流通を食い止め、通貨の信頼を維持するため、報道を通じて広く注意喚起することにした」(同省)という。

 偽造銀貨の材質は純銀で重さも本物とほぼ同じ。ただ、直径が本物よりもやや大きく、模様も本物に比べると平面的で白っぽく、文字の線が太い。側面のギザの数も少なめという特徴がある。銀貨の引き換えのために国内の金融機関や日銀に持ち込まれた際に偽造が発覚するケースが多いという。」

(引用元)偽造1万円銀貨相次ぐ 財務省が注意呼びかけ 【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ26HJW_W6A221C1000000/

他紙の報道によると、ネットオークションでこの(偽造)1万円銀貨が安く取引されているため・・・

銀行に持っていけば額面の1万円になる(≒儲けが出る)と思ってネット購入。
⇒銀行に持ち込んだら、偽造通貨だった。


というケースが多いのだとか。


さて、材質は純銀&重さも本物とほぼ同じ(直径がやや大きい)なので、すぐにニセモノかどうかを判別するのは難しいと思われます。

偽造硬貨は「模様が平面的で白っぽく、文字の線が太い、側面のギザの数が少ない」と言われても・・・
そもそも、本物を見たことがない(大多数の人は見たことがないと思う)人には全くわかりません。

偽造1万円銀貨と本物の記念銀貨とを見分けるポイントはどこなのでしょうか?


財務省の資料を確認したところ・・・
偽造1万円銀貨には、「全体的に文字の線が太く、角に丸みがある。また、模様の一部が真貨と異なる」と言った特徴があることが分かりました。

そして、真贋を見極めるポイントはコイン裏側の文字、日本国の「本」にあるようです。

■本物は、「本」の短い横棒と、左右の“はらい”箇所とが離れている。

■偽貨は文字が太いので、「本」の横棒両端が、左右の“はらい”箇所とくっついてしまっている。


(資料)天皇陛下御在位60年記念 1万円銀偽造貨幣の特徴【財務省公式】
http://www.mof.go.jp/currency/fake_money/tokutyo.pdf
(写真つきで、真贋の「本」の文字の違いが解説されています)

上の公式資料によると、壱万円の「万」の文字でも、真贋の見極めが比較的簡単に出来るようです。

※「万」の横線2本との隙間が狭いものは偽造貨幣。


ネットオークション等で1万円銀貨を購入する場合は、コイン裏側にある日本国の「本」の文字に着目してください。

この見極め方を知っているだけで、偽造1万円硬貨を購入してしまう事はグッと減るはずですよ。

(本物で写真撮影して、偽造硬貨を捌いている場合はお手上げですが・・・そこまで徹底している犯罪者は少ないのではないか)


最後に、偽造の疑いがある不審な貨幣を見つけた場合には、「直ちにお近くの警察、または日本銀行までお知らせください」(財務省)とのこと。

もしも、それが偽造貨幣と分かって使った場合には、収得後知情行使等罪(152条)にあたり、額面の3倍以下にあたる罰金刑に処せられることもお知らせしておきます。


家に眠っているブランド品、喜んで買い取ります。



 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 紙幣・硬貨に関する話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月26日

日本の有給消化率は50%で28ヶ国中最低。なのに「休み不足を感じてない」日本人。

エクスペディア・ジャパンが行なった有給休暇に関する国際調査で、日本の有給消化率は50%と、調査した28ヶ国中最低だったことが分かりました。

以下、『世界28ヶ国 有給休暇・国際比較調査2016』からデータを紹介します。
(調査対象は世界28ヶ国の18歳以上男女9424名、調査期間は2016年9月12日〜29日)


有給取得率が高かった国は、ブラジル・フランス・スペイン・オーストリア・香港で、いずれも取得率100%。
特に、ブラジル・フランス・スペインは、年30日の有給休暇を使い切っている
と言う結果でした。

他方、日本では有給消化率が昨年60%⇒今年50%へと落ち込み、3年ぶりに調査国中で最下位へと転落しました。

(同レポートでは最下位に「返り咲く」ことになった、と皮肉っています)

(資料グラフ図)有給消化率の国際比較・日本の推移
https://welove.expedia.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/image2.jpg

ところが、現状で「休み不足だと感じているか」を質問したところ、意外な結果が出てきました。

有給をフルで使っているスペインが、休み不足を感じる割合68%と、一番高かったのです。
以下、韓国(65%)・インド(60%)などと続き・・・

休み不足だと感じている割合が34%と、最も低かったのが日本と言う結果でした。

(資料グラフ図)休み不足を感じている人の割合、国際比較
https://welove.expedia.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/image3.jpg


取るべき有給を半分しか消化していないにもかからず、「休み不足を感じてない」人が6割以上もいる日本人・・・
これは勤勉で美徳だと、褒められた話ではありません。

休暇を取る権利を使わなくても平気でいる、“トンチンカン”な勤労者なのです。


あなたは現在、自分の有給残があと何日あるか答えられますか?

上のエクスペディア調査によると、自分の有給支給日数を把握していない人は、日本で約半数の47%。
これほど勤労者が有給に無頓着な国は世界のどこにもなく・・・

第2位の韓国でも21%と、約8割の勤労者が有給日数を把握しています。3位以下は軒並み10%台と、諸外国では自分の有給日数を知らない人のほうが珍しいです。

(資料グラフ図)自分の有給支給日数を知らない人の割合、国際比較
https://welove.expedia.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/image5.jpg

そのうえ、上司が有給取得に協力的かどうか「分からない」と答えた割合も、日本が最多の32%(約3人に1人)となっています。

自分の有給日数も把握していない&上司が協力的かも分からない。
これで一体、どうやって有給休暇を消化していくつもりなのでしょう?


日本には、有給休暇に無頓着な“トンチンカン”勤労者が多い、と言わざるを得ません。

(この無頓着さは、「職場の雰囲気で休めない」うんぬん以前の問題です)

雇用する経営者側は嬉しいでしょうねぇ・・・
彼らは休む権利も使わずに働いてくれて、しかも「休み不足を感じてない」わけですから。

勤勉な性格の日本人は、休暇を取ること(プライベートな心身リフレッシュ)に対しても“勤勉”になったほうが良いかもしれませんね。



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参考記事はコチラ。
タグ:有給休暇
posted by ちゅーりっぷ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・ビジネスの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする