2016年04月30日

社会人1年目、貯蓄した平均額は45万円。入社1年で、貯蓄は“2極化”する傾向!?

入社1年目は、住民税控除がゼロなので「意外と貯金がしやすい」時期だという事を、先日の給与明細の見かたに関する記事で、お伝えしました。

※住民税は前年所得に対してかかる税金なので、前年所得がゼロの新入社員からは住民税も差し引かれることはない。

では実際、入社1年目の社会人は平均でどれくらい貯蓄が出来ているものなのでしょうか?


ソニー生命の調査で、社会人1年目に貯蓄できた金額は45万0142円だったことが分かりました。

以下は、この春に就職or就職後1年経った20〜29歳の男女を対象に行なった『社会人1年目と2年目の意識調査』のデータです。
(調査期間は3月27日〜3月31日、有効回答1000名)

彼らに社会人1年目のときに「貯蓄した金額」について自由回答してもらったところ、以下の分布になりました。

<社会人1年目の時に貯蓄した額>

0円・・・13.8%
1〜10万円・・・24.8%
10万超〜20万円・・・11.2%
20万超〜30万円・・・8.2%
30万超〜40万円・・・3.6%
40万超〜50万円・・・9.8%
50万超〜100万円・・・19.6%
100万円超・・・9.0%


※母集団は社会人2年目の500人。

(資料グラフ)社会人1年目の1年間で貯蓄した金額【ソニー生命】
http://www.sonylife.co.jp/company/news/28/images/nr_160414/04.jpg

で、全体の平均貯蓄額は45万0142円だったとのこと。

最多回答が10万円未満(24.8%)ながら、50万〜100万円貯められた層も19.6%と意外なボリュームゾーン。
100万超の回答も含めると、社会人1年目で50万円以上貯めることができた人たちが3割近く(28.6%)いたという結果です。

同レポートでは「1年目にしっかり貯蓄ができた人とあまりできなかった人とに分かれているようです」と分析されていて、社会人1年目にして早くも“2極化”の傾向が見て取れます。


どの民間も公務員も入社1年目の給与には大きな差がないとされているので、この調査結果には当人たちの“貯蓄に対する意識差”が大きく現れたように感じます。

(冒頭でも触れたように)社会人1年目は住民税がゼロ円なのでお金を貯めやすく、貯蓄体質の人たちは恐らく初任給の時から着々と貯めていき・・・

わずか入社1年で、「貯めるよりも使っちゃえ」な人との差がここまで広がり、2年目以降はますます両者の貯蓄額が“2極化”していくのでしょう。


あと、個人的に興味を惹かれたのは、貯蓄結果に“男女差が見られなかった”こと。

一般的に女性のほうが、男性に比べて貯蓄体質だと言われますが、この社会人1年目のデータを見る限り、その傾向はほとんど見られませんでした。

社会経験がない状態では、貯蓄に対する考えにも男女差がほとんどないのかもしれません。


(上リンク資料を見る限り、貯蓄の少ない側に男が特別いるわけでもなく、多い側に女が沢山いるわけでもない)

女性は決して貯蓄体質だというのではなく・・・
勤め続けても給料が上がらない状況を知ったり、結婚で家庭のやりくりを任されるなど、将来を見つめなおして貯蓄に目覚めるきっかけが多いという事なのではないでしょうか。

「男性は浪費しやすい、女性は貯蓄しやすい」のイメージは男女性差ではなく、主に後天的な要因(社会環境など)によって形成されているのかもしれません。


さて、このほか社会人1年目にかかった費用の平均額では、「プライベートな付き合い」には年間18万6448円、「身だしなみ」に5万0636円、「自己投資」には2万4155円。

また、「実家に入れた金額」では、年間0円が36.6%、1円〜10万円が26.6%となり、平均額は14万1262円。
新入社員の3人に約2人は、実家に給料の一部を入れているようです。

(参照)社会人1年目の1年間で実家に入れた金額
http://www.sonylife.co.jp/company/news/28/images/nr_160414/05.jpg

(14万という事は、毎月の給料&夏冬のボーナスで1万円ずつ入れる感じかな?)

主にプライベートな付き合いに出費しながら、実家にも毎月1万円を入れ、身だしなみも気にするけど自己投資(資格など)はあまり考えない。

これが、社会人1年目の平均的なお金の使い方であるようです。




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 参考記事はコチラ。
ラベル:貯蓄
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2016年04月29日

株式市場が乱高下している時、個人投資家はどう対応するべきなのか?

28日の東京株式市場では、日経平均が“乱高下”しました。
(多くのメディアが日経平均に関して624円安との見出しで報じていますが・・・)

午前中は日銀の追加金融緩和を巡る思惑から株高&円安トレンド。見送り発表後の午後取引から株価急落&急円高へ急転換という“乱高下”です。

「6月会合での利上げを示唆するような文言の記載がなかったことを好感しダウ平均が上昇したこと、また日銀の追加金融緩和への期待もあり日経平均は148円高の1万7438円で寄り付きました。日経平均は寄り付き後も徐々に上げ幅を広げると、一時は280円あまり上昇する場面もありました。
前場を243円高で終えた日経平均ですが、お昼休みの時間帯に日銀が金融政策の現状維持を発表すると、111円台後半で推移していたドル円が一時108円台まで円高に振れ、日経平均先物は急落しました。日経平均も後場寄りから大きく値を下げると下げ幅を500円超まで広げました。その後やや値を戻す時間帯もありましたが、日本は連休を前にしていることもあり手仕舞い売りが出たのか引けにかけて再び下げ幅を広げて結局本日の安値圏での大引けとなりました。」

(引用元)日銀の追加金融緩和見送りで日経平均は624円の大幅安 - 市況概況【ザイオンライン】
http://diamond.jp/articles/-/90598

結局、日経平均の終値は前日比624円安(▼3.61%)の1万6666円。
日中のボラティリティ(高値と安値の差)は919円で昨年9月9日以来の大きさと、午前と午後で“乱高下”する一日となりました。


追加金融緩和を巡る思惑からの動きは、主に海外投機筋によるもので・・・
国内組は「ここで追加緩和はない(3ヶ月前のマイナス金利の効果・影響もまだ見えていないのに)だろう」という見方のほうが多かったのではないかと思います。

※統計をとったわけではないが、ロイターの識者見解でも「追加緩和見送りの判断は理解できる」との声が多い。

(参照)日銀が政策維持、株安円高に:識者はこうみる【ロイター】
http://jp.reuters.com/article/boj-instantview-idJPKCN0XP0C6

と同時に・・・「日経平均に大きな影響を与えているのは、やはり海外投資家なのだなぁ」と改めて実感しました。


さて、こうした乱高下するボラティリティの大きな相場では、投資をどうしたらいいのか戸惑ってしまうもの。

投資信託初心者のための情報サイト「投信1」様は、こうしたボラの大きい日に個人投資家が取るべき対応について助言を行なっています。

「大幅安で始まりながら、最後は小幅安に止まった日、あるいは、その逆の日など、皆さんも思い当たる節があるのではないでしょうか。

このような「ボラの大きい日」は、ヘッジファンドなどの短期筋、証券会社のディーラー、日計り取引を中心に行う個人投資家などにとっては、格好の商機となる日です。大きな利益を上げるチャンスであるのと同時に、大きな損失を出すリスクも増えます。

逆に、一般の個人投資家にとっては非常に危険な日だと言えます。

可能ならば、個人投資家は、このような「ボラの大きい日」は無暗矢鱈に動かずに、じっと静観すべきと考えます。」


(引用元)「ボラが大きい日」に個人投資家が取るべき対応とは【投信1】
http://www.toushin-1.jp/newskaisetsu/market/volatility-souba/

そのうえで、どうしても気になる銘柄を売買したい時には『二度に買うべし 二度に売るべし』という格言を実行したほうがいいとアドバイスしています。

「自分の判断に自信が持てない時、慎重に行動するべきであること意味する格言です。一度に買う(売る)のではなく、まずは打診買い(売り)で探りを入れてみて、その結果を見てから、次の行動を起すのが望ましいということです。

石橋を叩いて渡るがごとき慎重さが、株式投資には何よりも必要という先人たちの教えです。

本来の意味とは少し異なるかもしれませんが、昨今のような「ボラの大きい日」には、一度に売り買いを行うのではなく、探りを入れるような感じで少しずつ行うことが重要となります。打診買い、打診売りで臨みましょう。決して大きなボラに飲み込まれないようにしたいものです。」


実は乱高下も、テクニカルラインを意識した動きを伴うケースが多いです。
今回の日経平均にしても、上値追いでは中期の100日ラインを意識した水準、緩和見送りの失望で25日ラインの水準まで戻した形です。

今回は失望で戻りましたが、仮に追加緩和があって相場が好転したのなら、(テクニカル的には)中期上昇トレンドに戻ったかもと推測されます。

そもそも、プロでも投資判断が難しい(今後の動きに自信がもてない)局面だからこそ、乱高下しているわけで・・・
こういう時に売買するのであれば「一度に買う(売る)のではなく、まずは打診買い(売り)」で様子を見るのが正着かな、
と自分も思います。


投資による利益を最大限に、損失を最小限にするには、金融のプロと変わらぬタイミングで情報を手に入れることです。
「トレーダーズ・プレミアム」業界最高水準の株式情報サービス


 参考記事はコチラ。
ラベル: 投資
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2016年04月28日

ゴールデンウィークにかけるお金、平均は4万7806円。10連休を取れる人は全体の1割。

世間は明日からゴールデンウィーク(GW)に突入です。
今年はカレンダーどおりだと、3連休・平日・3連休・平日・土日と言う並びで、あいだの平日で2つ有給が取れれるのなら10連休が可能なのだとか。

(もし10連休が取れるなら相当リフレッシュできそうですね、羨ましい・・・)

さて、先月実施されたネットアンケート調査で、今年の「ゴールデンウィークにかける予算の平均額が4万7806円」で、昨年よりも16%ほど増えていることが分かりました。


以下は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(TUTAYAを運営)が、Tカードを利用する18〜69歳の男女会員1502名を対象に実施した『ゴールデンウィークに関するアンケート調査』の数字です。

(資料)ゴールデンウィーク(GW)に関するアンケート調査【カルチュア・コンビニエンス・クラブ】
http://www.ccc.co.jp/news/pdf/20160413_ccc_tanqete.pdf
※調査期間は、2016年3月18日〜3月25日(金)


まずGWの予定を複数回答で聞いたところ、最も多かった回答は自宅でゆっくり過ごす(26.6%)で、以下ショッピング(16.3%)、外食(15.6%)など。
「特に予定がない」との回答も30%あるので、自宅付近でGWをゴロゴロ過ごす人が約半数はいそうな結果となりました。

そして、今年のGWにかける費用を自由回答で聞いたところ・・・
1502名が挙げた予算の平均額は4万7806円。

昨年の費用が平均4万1357円だったので、今年のGW予算は+16%アップしたとのこと。

(図表リンク)ゴールデンウィークにかける費用(昨年の費用と、今年かける予算)
http://www.ccc.co.jp/assets_c/2016/04/201604gw04-6961.html

上のリンク図は金額回答を家族構成別に分けたもので、これによるとGW予算が最も高い家族構成は「夫婦のみ」で、平均が7万9410円。
最も低かったのは「未婚で親と同居」している人で、平均が3万4018円。


差が4万5000円もあり、家族構成によってGWを過ごす予算に“大きな差が出ている”ことが見て取れる結果となっていました。

(独身者と違って、新婚家庭とか富裕シニア夫婦は、このGWを活用した積極的な計画を立てているのでしょう)


なお、GWに最大何連休する予定かを聞いたところ・・・
一番多かった回答は3連休(30.0%)で、カレンダーどおりの人が多いようです。

ただし2番目に多いのが、連休はない(25.3%)と言う回答。

会社勤めでも、例えば接客業だと「ゴールデンウィークこそ書き入れ時」なので休むどころの話ではなく、連休がないという回答も多かったようです。

(資料)今年のGWは最大何連休にする予定ですか?
http://www.ccc.co.jp/assets_c/2016/04/201604gw05-6964.html

以下、5連休(8.1%)、4連休(6.8%)と続きますが、「10連休」や「それ以上」との回答はあわせて11.4%。
世間の1割強は、今年のGWで10連休以上を堪能するようです。


ちなみに、10連休以上する人のGW予定はというと・・・
1位は「自宅でゆっくり過ごす」、2位は「外食」、3位は「ショッピング」で、10連休する人も全体回答と変わり栄えしない回答だったそうな。

連休の長さに関わらず、休める時は自宅でのんびりとしたいという事なのでしょうね!

(自分もホンネはそうだけど、さすがに1or2回は家族でお出かけを入れる予定です)


↓親子で楽しめるレゴの体験型施設です。前売り券がお得!



↓世界の有名人たちと会える!?お台場にあります。



 参考記事はコチラ。
ラベル:出費
posted by ちゅーりっぷ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月27日

三菱自動車の燃費不正計測、90年代から。三菱だけが問題なのか?

燃費不正問題に揺れる三菱自動車が、90年代から法令と異なる方法で国内向け車両の燃費データを計測していたと発表しました。

「法規に定められたものと異なる測定法「高速惰行法」使用の経緯について
以下のいずれについても、当時の判断理由については調査中。

(1)1991年、道路運送車両法により走行抵抗の測定法が「惰行法」と指定されたが、当社ではそれと異なる「高速惰行法」で国内向け車両の計測を始めた。
(2)1992年1月、走行抵抗から惰行時間を逆算する計算法が作られた。
(3)2001年1月、「惰行法」と「高速惰行法」の比較試験を実施し、最大2.3%の差にとどまることを確認。
(4)2007年2月、試験マニュアルにより、「DOM(国内)はTRIAS(「惰行法」)」と追記改定したが、以降も「高速惰行法」を継続して使用していた。」

(引用元)当社製車両の燃費試験における不正行為に係わる国土交通省への報告について【三菱自動車公式】
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2016/news/detailg427.html


軽自動車4車種に限らず、三菱メーカーによる国内向け自動車のほとんどの車種(91年以降)で、上の計測をしていたことが判明したようです。

※軽4車種は『eKワゴン』『eKスペース』、日産向けの『デイズ』『デイズルークス』。

なお、軽の4車種以外については現段階で調査がほとんど進んでいないため、その他の車種も調査して報告するとの事。

相川社長は会見であらためて謝罪すると共に、「会社の存続に関わるほどの大きな事案だと思う」との認識を示しました。

(進退については、益子会長は辞任。相川氏は「原因究明と再発防止が最大のミッション」として、外部識者による調査委員会の報告が出るまでは退任しない意向。)


90年代からということは・・・2000年、04年のリコール問題が起こる以前からという事ですか。

ダイムラーから資本提携を打ち切られたほどの不祥事を経てもなお、コンプライアンス(法令順守)が守られない企業体質では、消費者からの信用失墜は免れないでしょう。

今回、法令と異なる燃費計測方法をとり続けた三菱自動車が悪いことは明らかです。

しかしながら、この案件は果たして三菱自動車だけが問題なのでしょうか?



(トヨタ・ホンダ・日産・マツダ等)三菱以外の自動車メーカーにも同様の疑いがある、などと言いたいのではありません。

燃費データを含め、車両の型式認定審査を行なっていた、そして25年間も不正を見抜けなかった「国土交通省側にも問題があるのではないか?」ということです。

今回の一件では、国交省の車両認定審査がずさんだったことが一部メディアで指摘されています。

「クルマの許認可に関する権限を持つ国土交通省の審査があまりにもずさんだったということだ。前述のように、クルマの走行抵抗は燃費を大きく左右する、極めて重要な要素だ。
その数値を国交省は、なんと自ら審査することなく、自動車メーカーからの自己申告に任せていたというのである。」


(引用元)三菱自動車不正の温床に国交省のずさん審査、他社に波及も?【ダイヤモンドオンライン】
http://diamond.jp/articles/-/89990

このほか、同審査において国交省は、試験装置や計器類を自動車メーカーから借用したり、運転もメーカー側が用意したテストドライバーを使わせるほど。

審査が「メーカーとの信頼関係で成り立っている」と言えばかっこいいですが・・・
裏を返せば、メーカーに依存して何のチェック機能も無い、性善説に基づく“ザル審査”だったという事です。


入学・入社・資格等の試験や審査では、不正行為(カンニング等)が行なわれていないか、審査官が厳しく目を光らせています。
でないと、不正なやり方で試験を合格しようとする輩が必ず出てくるからです。

常識の話として、こういう審査時は性善説の考えを捨て、
「メーカーの数字が本当に正しいのか、不正が行なわれていないか」と、疑いを持つくらいの姿勢で臨むべきでしょう。

少なくとも、メーカーの手を借りたりせず、自前で用意したものだけで車両試験を行なうべきです。

実際、アメリカの環境当局は全て自前検査を行ないますし・・・

米国消費者団体は、その試験用の車だけが特別かもしれないと、実際に市中から購入した製品のみで試験を行なう「コンシューマーレポート」が常に行なわれ、圧倒的支持を集めています。

(参照)Consumer Reports: Product Ratings and Reviews
http://www.consumerreports.org/cro/index.htm

※同レポートは独立性・公平性を維持するため、月刊誌でありながら一般企業からの広告掲載をすることもなく、また記事を広告目的に使用することも一切認めていない。


一時は会社が傾きかけたほどの不祥事を経験してなお、長年の計測不正をし続けていた三菱自動車が悪いことは明らかです。

ですが、もしも国交省がメーカー依存の“ザル審査”ではなく、自前できちんと計測審査していたら・・・
こうした不祥事自体が起こらなかったor審査段階で見抜くことができたのではないかと。


(他の自動車メーカーは大丈夫か、などと私たちが疑心暗鬼に陥ることもなくなる)

その意味で、「問題が三菱自動車だけとは限らないのではないか」と思う、管理人ちゅーりっぷなのでした。


給油するたびお得が増えるENEOSカード、今こそ持っておきましょう。




 参考記事はコチラ。
ラベル:燃費
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2016年04月26日

住宅ローンの借り換えが“得になる”目安は? 残債高・返済期間・金利、3つでチェック。

マイナス金利導入の影響で、預貯金金利と共に住宅ローン金利も低くなったことから、住宅ローンの借り換えを申し込む人が増えているようです。

しかしながら、住宅ローンの借り換えには登記手続き等で数十万単位の別途経費がかかることも確か。
住宅ローン借り換えが“得になる”目安はどれくらいなのでしょうか?


FP技能士の伊藤加奈子氏によると、住宅ローンの借り換えにはセオリーがあるとの事で、以下の3つを抑えておくべきとの事。

1)住宅ローンの残高が1,000万円以上ある
2)残りの返済期間が10年以上である
3)借りたときの金利との差が1%以上ある


この条件を満たさないと・・・借り換えで浮いたはずのお金の大半が、手続きの経費に回ってしまうようです。

ただし最近は、金利差が0.5%程度でも「毎月の返済額が減らせること、結果的に総返済額が100万円単位で減らせる」のなら、借り換えを借り換えを検討してみてもいいとのこと。


モデルケースとして、現在2000万円のローン残高で、残り20年・30年の返済期間がある場合、金利によって返済額がどの程度変わるのか、試算したものがマイナビ記事に掲載されています。

(表リンク)2000万円のローン、金利差(1.5%、2.0%、2.5%)による返済額の違い【マイナビ】
http://news.mynavi.jp/photo/articles/2016/04/25/housingloan/images/001l.jpg
※全期間固定金利、元利均等返済

上のケースだと、金利差が0.5%でも残り20年での総返済額は100万円以上減らすことが出来るため、「借り換え費用を差し引いても、50万円以上はオトクになる」とのこと。


・残債2000万超と、まだ住宅ローンがたっぷり残っている人は、金利差0.5%あたりでも借り換え検討を。(残り期間20年超)

・残債1000万円超と、それなりに住宅ローン返済が進んでいる人は、金利差1%くらいで借り換え検討を。(残り期間10年超)

・残債が1000万円未満であれば、金利差1%超でも借り換えのメリットが低い。(残り10年未満)


以上が、借り換えで“得をする”大まかな目安となるのではないでしょうか。


マイナビ記事では最後にこんな助言がされています。

「ただし、住宅ローンを借りる際の鉄則は、金利が低いときや今後金利上昇が見込まれるときは「固定金利」を選ぶということです。
通常なら、借り換えで固定金利を選びたいところですが、現在の低金利メリットを享受するなら変動金利を選択してもいいでしょう。まだ変動金利は、今回のマイナス金利の影響が反映されていないので、今後一段下がる可能性がありますので、借り換えのタイミングをよく見極めましょう。

逆に、変動金利から固定金利に借り換えるという考え方もあります。
毎月返済額は増える可能性が高いですが、現在の固定金利は最低水準と考えれば、将来の金利上昇の心配をしなくてすみ、返済額を固定することができます。これは家計の安定にもつながりますので、試算をしてみて、毎月返済額の負担が重くなければ、検討してみてもいいでしょう。」

(引用元)住宅ローンの借り換え、実際はどの程度お得?【マイナビ】
http://news.mynavi.jp/articles/2016/04/25/housingloan/

日銀が今後、さらにマイナス金利政策を拡大させるのか、マイナス金利をやめるのか、といった視点も考慮に入れておくべきだという事ですね。

(個人的に、下げたばかりのマイナス金利をすぐプラス側へ戻すことはしないと思いますけど)


↓住宅ローン、借り換えをお考えの方はぜひ一度!資料だけでもどうぞ。



 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | お得な?プチ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする