2015年11月30日

年末年始の電気料金、中部電力だけが値上げで、他の電力会社は値下げ。

年末年始(2015年12月&2016年1月)の電気料金について、電力10社のうち中部電力を除く9社が11月料金よりも値下げ。
中部電力だけが、11月料金から2ヶ月連続値上げを行うことが分かりました。


まず、12月の電気料金については・・・
電力10社のうち8社が値下げ。東京電力が変わらずで、中部電力が値上げです。


「電気料金を標準的な家庭で見ると、値下げ幅が最も大きいのは沖縄電力の103円で、月額料金は8033円になる。
北海道電力は86円、北陸電力は48円、四国電力は45円の値下げとなる。

関西電力は39円安い8058円。中国電力は36円、九州電力は9円、東北電力は8円をそれぞれ引き下げる。
東京電力は横ばいで、中部電力は42円値上げする。」

(引用元)電気料金、8社が値下げ12月、ガス4社は上昇【京都新聞】
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20151029000141


そして1月の電気料金では・・・
中部電力だけがさらに値上げ。他の9社は値下げを行ないます。


「電気料金を標準的な家庭でみると、値下げ幅が最も大きいのは沖縄電力の120円で月額料金は7913円になる。
北海道電力は114円、関西電力は75円、四国電力は69円、北陸電力は63円の値下げとなる。

 中国電力は58円安い7517円。九州電力は39円、東京電力は37円、東北電力は28円、それぞれ引き下げる。
ガス火力の比率が高い中部電力は6円値上げする。」

(引用元)電気・ガス料金:1月電気料金、9社が値下げ【毎日新聞】
http://mainichi.jp/area/news/20151127ddn008020028000c.html


中部電力管内にお住まいのかた。
年末年始で2ヶ月連続の電気料金値上げ、ご愁傷様です。


それにしても・・・9社が値下げする中、中部電力だけが電気料金を値上げする理由とは何でしょうか?

その手がかりが、先の毎日記事冒頭にかかれています。

「来年1月の電気料金は、今年12月と比べ9社が値下げとなった。原油と石炭の価格が下落したためだ。一方、液化天然ガス(LNG)の価格が上昇したことから・・・」


電力会社が調達する原燃料は、原油・石炭・そして液化天然ガス。
この3つをどんな割合にして発電するかは、各電力会社の裁量に任されています。

石油・石炭の価格が下落する中、LNGだけは価格が足元で上昇しており・・・

液化天然ガスの比率を大きくしている中部電力だけが、LNG価格上昇の影響を大きく受けて「値上げせざるを得なかった」というわけです。

※公式ホームページによると、中部電力は日本で第2位のLNGの大口購入者で、年間1000万トンを超えるLNGを調達しているとの事。

同社はLNG事業の拡充に向けて積極的な設備投資をしているそうで、それがLNG価格上昇により“裏目に出てしまった”形ですね。

(あらためて・・・中部電力管内にお住まいの皆さん、ご愁傷様です。)


ちなみに、LNG事業がメインの大手ガス会社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス)は、4社そろって年末年始に料金値上げとなります。

年末年始は、ほとんどの地域で「電気料金が値下げ、ガス料金が値上げ」です。


ただし、中部電力の地域だけは電気料金&ガス料金の双方が値上げとなりますので、ご承知おきください。


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 値段・給料の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月29日

「72」の法則とは? 今のお金が2倍になるまでの期間が、簡単に分かります。

多くの人が貯蓄や運用に「元本の安全性」を重視しており、元本保証を考えるなら銀行預金が正しい選択だという事を、昨日記事の冒頭で取り上げました。

では、銀行にお金を預けた場合、資産が2倍になるにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?

それを概算で求めるためのキー数字が、「72」です。

【72÷金利=元本が2倍(複利効果で)になるまでの年数】
というもので、72の法則とも呼ばれます。



もしも、年12%という驚きの利息がつく定期預金Fantasyがあったとします。

「72」の法則から、72÷12=6年。
この定期預金Fantasyなら、6年間預けておけば資産は倍になるということがわかるのです。

現在(2015年)は、人気がある定期預金の利息が年0.1%前後かと思います。

金利0.1%の定期預金であれば、お金が倍になるまでの期間は、72÷0.1=720年。
鎌倉時代のご先祖様が、この定期預金にお金を入れていたら、今ちょうど倍になっているくらいですね・・・

今の低金利では、「銀行預金で貯蓄をしても、あなたが生きている間にそのお金が倍になることは絶対にありません」。これは断言できます。

(定期預金ですら720年後。ちなみに普通預金の利息0.02%だと、お金が倍になるのは3600年後の話・・・)

今あるお金を倍に殖やすことを夢見るなら、貯蓄以外の資産運用を考えたほうがいいでしょう。


では、(老後資金として)今あるお金を30年後に倍にしたい場合、どれくらいの利率で資産運用すればいいのでしょうか?

実は、これも「72」の法則から求めることが出来ます。
【72÷お金を倍にしたい目標年数=必要な運用利回り】


30年後にお金を倍にしたいなら、72÷30=2.4
年2.4%のペースで資産運用すれば、30年後にはそのお金が倍になるという事ですね。

(この程度の実績数字は、投資信託でも容易に探すことが出来るでしょう)


ちなみに私ちゅーりっぷは、10年で運用資金を倍にするのが目標なので、72÷10=7.2。
年7.2%を上回って10年間運用すれば、OKということになります。


自分は株投資主体なので、年7.2%という運用も「配当+株価上昇」があれば、決して非現実的なハードルと言うわけではありません。

実際、今年の戦績も(日経18000円を割りこんだ際に)仕込んだ銘柄の上昇もあって、目標達成はどうにかなる見込みです。
(とはいえ、これを10年間コンスタントに運用は厳しいと感じていますが・・・)

「72」の法則を使えば、上のように資産運用における利回り目標を出すことも出来ますので、ご活用ください。




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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | お得な?プチ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月28日

銀行にお金を預けると、利子(利息)が付くのはどうして? 実は、銀行預金も「投資」です。

西日本シティ銀行が発表した2015年の「冬のボーナス使いみち調査」によると、ボーナスの使い道(複数回答)で最も多かったのは「貯蓄」55.7%。
(以下、「旅行・レジャー」41.1%、「子どもの教育費」29.9%と続く)

貯蓄・運用についての考え方では、以下のようになりました。

「元本の安全性を重視したい」・・・59.6%
「収益性も考えるが安全性をより重視したい」・・・29.9%
「安全性も考えるが収益性を重視したい」・・・7.4%
「収益性を重視するため積極的に投資したい」・・・3.1%

(資料)消費者動向調査 No.117「冬のボーナス使いみち調査」【西日本シティ銀行】
http://www.ncbank.co.jp/chosa_report/shohisha_doko/h2711/honbun.pdf
※ボーナスが出る家庭の主婦500名(福岡県内)が調査対象。


元本の安全性を重視する貯蓄なら、銀行預金が正しい運用なのは間違いないでしょう。

銀行が倒産でもしない限り、預金元本が減ることはありません。
仮に倒産しても、預金者1人あたり元本1000万円+その利息までは払い戻し(ペイオフ)が保証される仕組みがつくられています。


また、(タンス預金とは違い)銀行預金は僅かながら利子がついて、殖えていきます。

ところで・・・なぜ銀行にお金を預けると利子(利息)が付くのでしょうか?


果たして銀行がお金を集めて何をしているか、を考えれば答えにたどり着けます。

銀行は、私たちから集めたマネーをただ金庫に保管しているわけではありません。

銀行は、まとまった資金を必要とする企業&個人に、集めたマネーを貸し付け(融資)して・・・その貸し付けた「元本+金利」を回収することで、元手を増やす事業(金融業)を行なっているのです。


(私たちには、マイカーローンや住宅ローンなどが身近な例ですね)

そして、貸付事業により銀行が殖やしたお金の一部が、「利子」となって預金者に還元されていると言うわけです。


この金融業を営む上で大切なのは・・・
「元手となる貸付資金を効率よく集めること」
と「貸し付け後の回収不能をなくすこと」に尽きます。

貸付資金を効率よく集めるには、どうすればいいでしょう?

集める際に「元本を保証」し、さらに貸付事業で増えた分も「利子として一部還元」を約束する。

かくして私たちは、銀行にお金を預ける(≒銀行に貸付資金を提供する)と、“その見返りに”利子が貰えるという仕組みなのです。

事情が分かった上で、預金者側の視点から見ると・・・
銀行に預金すると言うのは、実は「その銀行の貸付事業に投資して、銀行から見返りの配当(利子)を貰う行為」だということが分かりますね。


なお、普通預金の利払いは通常年単位(解約時に年未満が日払い計算)で行なわれ、
1000円未満の預金額では利息計算がされない銀行もあるとのこと。

(預金額が小さいと、年単位払いの利子すら1円未満の非常に小さい額になるため)

(参照)普通預金の利息の計算方法【All about】
http://allabout.co.jp/gm/gc/392005/

銀行にお金を預けて利子・利息で殖やすつもりなら、最低でも預金額は1000円以上にしておきましょうね。




↑楽天銀行はポイントだけじゃない、toto・BIG・ナンバーズがいつでもどこでも!


 参考記事はコチラ。
タグ:銀行 預金 利子
posted by ちゅーりっぷ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融・保険の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月27日

今の消費者は、15年前と比べて「安さよりも利便性・プレミアム」を求めるようになった。

先日、野村総研が3年おきに実施している「生活者1万人アンケート」(今回で7回目)の結果が公表されました。
(全国15〜79歳の男女1万人を対象にした、生活価値観や消費実態に関する調査。今年は2015年7月〜8月に実施)

蓄積された15年の過去データを時系列比較したところ・・・
今の消費者が「安さよりも利便性・プレミアム」を求めるようになったと判明しましたので、ご紹介します。


あなたの消費スタイルで、最も当てはまるものはどれですか?

A.買い物では、安さよりも利便性を重視する
B.自分が気に入った商品には、付加価値の対価を払う
C.買う商品にこだわりは無く、安ければよい
D.多くの情報を収集して、気に入ったものを安く買う


15年前、2000年調査の消費者1万人回答は・・・
Aが37%、Bが13%、Cが40%、Dが10%でした。

同じ質問を、現在2015年の消費者1万人に尋ねたところ・・・
Aが43%、Bが22%、Cが24%、Dが11%という結果でした。

(資料図表)「4つの消費スタイル」分布の推移【野村総合研究所】
https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2015/151117_1/3.jpg


15年前は、とにかく安い製品を選ぶC「安さ納得消費」が多かったのですが、今やこの比率は半分近くへと減少。(40%⇒24%)

安さに代わって15年で大きく増えたのが、気に入ったこだわり商品にお金を払うB「プレミアム消費」です。(13%⇒22%)

また、前回調査(3年前)との比較では・・・
安さよりも便利なものにお金を掛けるA「利便性消費」の行動が、この3年で+6ptと大きく増加しました。(37%⇒43%)

野村総研レポートは、この理由について「スマートフォンという手軽で便利な情報端末が普及し、忙しい共働き世帯が増えたことにより、「価格にあまりこだわらず、便利な手段を利用して欲しいものを買う」というスタイルをとる人が増えていると見られる」と分析をしています。


近年、裾野が大きく広がった「インターネット通販での消費行動」に関する変化も興味深いです。

インターネットで商品を購入する際に、あなたはどちらの消費スタイルですか?
A.リアル店舗には行かず、ネット情報だけで購入を決める
B.ネットで買い物する場合も、リアル店舗で実物を確認する


この回答に関する、前回調査(3年前)との比較が下のグラフです。

(資料グラフ)「インターネットで購入する場合に、実物を店舗で確認するかネットだけで買うか」の回答割合の推移【野村総合研究所】
https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2015/151117_1/7.jpg

2015年現在も、過半数の63%がリアル店舗で実物を確認するB(どちらかといえばBを含む)ではあるものの・・・
3年前の72.5%からは▼9ptの減少。

ネット情報だけで買うA(どちらかといえばAを含む)が、27.5%から現在37%まで増え、この3年間で差がだいぶ詰まったことが分かります。

「買うものをインターネットで調べたら、実物まで確認しなくていいや」と、
ネット情報だけで(≒利便性で)買い物をする人たちが、3年前と比べて着実に増えたという事です。


今の消費者は、値段の安さだけを求めているのではなく・・・
「日常生活において時短ができる「利便性」や、ライフスタイルを満足させてくれる「プレミアム」のためであれば、多少のお金を払ってもいい」と考えているのです。

(それゆえ、某成城石井のお惣菜や、豪華列車の旅などが注目される)

安さへのこだわりが減って、利便性・プレミアムのためにお金を出すようになったのは、大きな変化だと言えます。

安売り商品を探すよりも、「楽なインターネットで買い物します」「高くてもこだわり商品を探してます」という消費スタイルが増えているわけで・・・

リアル店舗も、安さ追及によらない別の集客法(体験型イベントなど)を考える必要があるでしょうね。


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月26日

村上世彰氏への強制捜査で、急落した村上ファンドの銘柄は買うべきか否か?

「もの言う株主」として知られ、旧・村上ファンドを率いた村上世彰元代表が、相場操縦の疑いで 強制調査を受けました。

「村上元代表は、上場している複数の銘柄の株式を市場で大量に売って株価を意図的に下げるなどの相場操縦をした疑いがあるということです。

関係者の話では、株価を下げたあと買い戻したうえで、その後、株価が上昇した際に再び売るなどしていたとみられるということで、証券取引等監視委員会は25日、東京・渋谷区にある村上元代表や投資会社を運営する長女の自宅などを金融商品取引法違反の疑いで捜索し、強制調査に乗り出しました。監視委員会は、捜索で押収した資料を分析し、売買のいきさつとともに、利益などについても詳しく調べることにしています。」

(引用元)村上世彰元代表に相場操縦の疑い 強制調査【NHKニュース】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151125/k10010318991000.html


ザラ場の終了直前に出たニュース速報で、村上ファンド(娘が運営するC&Iホールディングス)が保有している銘柄が大きく売り込まれました。

自分が確認できたのは・・・
黒田電気<7517> ※14年11月より取得 
三信電気<8150> ※15年5月より取得
エクセル<7591> ※15年6月より取得

いずれもラスト数分で急落し、前日終値比で▼7.4%、▼7.1%、▼5.3%の下落となっています。
(村上銘柄は他にもあるのですが、急落はこの3銘柄のようです)

今回のニュースをきっかけに急落した村上ファンドの銘柄は、買うべきか否か、どちらでしょうか?


自分が出した結論は、「投資妙味がある」ので買ったほうがいいとの判断です。

急落した理由は、株を投資目的で大量保有していた“会社とは無関係な”投資会社の不祥事。
したがって上の3銘柄は、企業業績に何ら影響しない要因で売り込まれた事になります。

業績に何のキズもつかない状態での急落なわけですから・・・
ノンホルダーにとって、今回の下げは魅力的な買いチャンスだと考えられます。

しかも、先のNHK記事によると、彼らが行なった相場操縦は「株を安く買い集めるために、株価を意図的に下げていた」となっています。

ファンドが株を安く買い集める理由はただひとつ。
そのファンドマネージャーが「この銘柄は今後、株価の確実な上昇が見込める」と分析をしたからです。


村上氏(C&Iホールディングス)の銘柄選定、ならびに上昇の実績には定評があります。

ここ最近でも、5%以上の大量保有で・・・

2013年5月〜2014年5月まで保有した、鴻池運輸<9025>
2012年8月〜同10月まで保有した、カーチスHD<7602>

(参照)大量保有報告書DB 【ストペディア】
http://www.stpedia-ma.com/taiho/index.php?cmd=move&hoyusya=%EF%BC%A3%EF%BC%86%EF%BC%A9&page=2

この2社について、村上ファンドの保有が始まって以降、今日までの株価推移を見れば、高い上昇の実績がお分かりいただけるかと思います。

(特筆すべき点のひとつは、村上ファンドが株を売却し終えてからも、普通に株価が上昇を続けているということ)


株価が上がるだろう分析を(キャッシュリッチや割安度などから)行なった上で、買い集めるための意図的な下げ行為をやっていた村上ファンド銘柄。

それらの銘柄が、「企業業績とは無関係の理由から」売り込まれて急落したわけですから・・・

ノンホルダーにとって、これほど買いのチャンスは滅多に無い、と言えるのではないでしょうか。


上のように考えて、3銘柄に指値を入れていたのですが・・・
市場参加者の多くが同じことを考えていたのか、自分が欲しかった指値よりも高い位置での攻防になっていて、前場の時点ではいずれも購入できませんでした。

(黒田電気に関しては、特別売り気配すら起こらなかったようです)

サラリーマン投資家はザラ場を見れないので、こういう時に不便ですよね。


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 参考記事はコチラ。
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posted by ちゅーりっぷ at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 株・投資の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする