2017年12月14日

ビットコイン取引の主役は、今や「日本の個人投資家」になった!?

今年は2000%超の急騰を演じている仮想通貨のビットコインに関して、11月頃から相場取引の主役が「日本の個人投資家」に代わった、とロイターが伝えています。

「上昇相場の主役として、躍り出たのが日本の個人投資家だ。まれに見る急騰ぶりにバブル懸念が膨らんでいるものの、将来性やテクニカルなど、投資家はそれぞれの「確信」をもって臨んでおり、簡単には降りそうにもない。
(中略)
日本語による情報サイト「JPBITCOIN.COM」によれば、世界のビットコインの月間取引高のうち、日本円の比率は今年8月時点の約23%から3か月後の11月に約41%まで拡大。米ドルの約38%を上回るシェアとなっている。
日本における11月の月間出来高は、約451万ビットコイン。8月の約186万ビットコインから3カ月で2倍以上に急増した。分析サイト「クリプト・コンペア」によると、円ベースのビットコイン取引量の全体に占める割合は、直近では40%を超える水準で推移している。

日本の個人投資家が参戦しやすくなったのは、日本が世界に先駆けて暗号・仮想通貨の法的整備を行ったことが大きな要因だ。金融庁は今年4月に資金決済法を改正し、仮想通貨取引所の登録制を導入。9月に11社を登録業者に指定した(現在は15社)。
一方、中国政府当局は9月、本土の一部取引所に対し取引停止を命じた。相場の「主役」は中国人から日本人に移ったとの見方が多い。」

(引用元)焦点:ビットコイン急騰劇、主役担う日本の個人投資家【ロイター】
https://jp.reuters.com/article/bitcoin-japan-individual-investors-idJPKBN1E70RU


当ブログで以前伝えましたが、「昨年まではビットコイン取引の9割以上が中国人投資家(中国元)」によるものでした。

ところが今年の9月に、中国当局は火幣網・OKコイン交易網といった仮想通貨取引所を強制的に全面閉鎖。

この影響で、中国人投資家はビットコインから撤退(or他国通貨から投資)し、10〜11月には中国元の取引シェアはほぼゼロに。

彼らに代わって台頭したのが、今年の夏以降から参戦が増えた「日本の個人投資家」と言う形です。

(参照)中国、仮想通貨取引所を全面閉鎖=当局が取り締まり強化【時事通信社】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091600010


日本では、3年前に「マウントゴックス」というビットコイン取引所が破綻。
その際、顧客らが保有していた“総額100億円超のビットコインが消失した”と言われています。

この事件を契機に、取引所が破綻しても資産保護がなされるよう法的整備(仮想通貨取引所の登録制)が進んだことが・・・
日本の個人投資家のビットコイン取引を後押しした要因
であることは間違いないでしょう。

(少額の元手で大きな利益を(損失も大きくなるが)得られるレバレッジも、最大×25倍まで掛けることができますし)


ちなみにですが、マウントゴックス破綻から3年で、ビットコインの価値は約40倍になりました。

そのため、破綻した当時マウントゴックスが少しばかり保有していたビットコインを、現在売却すれば・・・
債権者の負債を全額返済しても、なお2000億円を超える利益がマウントゴックス側に出る状態
なんだとか。

(参照)ビットコイン急騰、破たん企業に巨額の恩恵【日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2457054013122017000000/

3年前にビットコイン消失の憂き目にあった人達は、もしかしたら救われる(?)かもしれませんね。


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 参考記事はコチラ。
posted by ちゅーりっぷ at 16:34| Comment(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

100万円を定期預金に預けたら、10年後にはいくらになる?

興味深い記事を見つけました。1日300円分の節約を続ければ、10年後には積もり積もって「109万5000円」のお金になるそうです。

※300円×365日×10年=109万5000円

毎日、300円の無駄遣い(間食とか)を抑えるだけで、10年後には100万円を貯めることが可能なので・・・
「日々少しずつ漏れ出ている無駄なお金がないかを、チェック」したほうがいいと、記事では述べられていました。

(参照)1日300円を無駄にすると、10年で100万円になる【all about】
https://allabout.co.jp/gm/gc/466775/


上の記事を読んで、私はこの先について考えてみました。

ようやく貯めた100万円。すぐに使うのではなく・・・
さらに金融機関に預けて「利子で殖やそう」としたら、10年後にはいくらになるのだろうと。

2017年12月時点で、預金金利について調べてみたところ、国内メガバンクの定期預金は、金利が軒並み0.01%です。

100万円を、金利0.01%の定期預金に預けたら、10年後にはいくらでしょう?

銀行預金のシミュレーションサイトに、(複利計算で)入力したところ・・・
利子に20%強の税金が課されて、10年後の金額は「100万と0796円」になります。

(参照)円定期計算|シミュレーション|MONEYKit
http://moneykit.net/visitor/simulation/sim04.html

100万円を、国内メガバンクの定期預金に10年預けても、利子で殖えるのは「800円弱」という結果でした。


もっと“金利のいい”銀行だったら、どうでしょうか。
ダイヤモンドZAI記事によると、オリックス銀行・SBJ銀行の定期預金(5年)が金利0.3%と、突出していました。

(参照)定期預金金利の高さで選ぶ!おすすめネット銀行ランキング!【ダイヤモンドZAI】
http://diamond.jp/articles/-/50932

100万円を、金利0.3%の定期預金に預けたら、10年後にはいくらでしょう?

同じシミュレーションサイトに、(複利計算で)入力したところ・・・
10年後の金額は、税引き後の手取りで「102万4230円」となりました。

100万円を、金利0.3%の定期預金に10年預ければ、利子で「2万4000円」が殖やせます。


定期預金だけでお金を殖やそうと思ったら・・・
■国内メガバンクだと、100万円を10年預けて、利子は「800円弱」。
■ネット銀行の高金利なものなら、10年預けて利子は「2万4000円」。


定期預金は“金利のいい”ものを選別しないと、10年経ってもお金がほとんど殖えません。

金利のいい定期預金に入れるか入れないかで、受け取る利子に30倍以上の差がつくことになりますよ。

※記事では100万円を例に挙げましたが、元本の多少にかかわらず、受け取る利子には30倍以上の差がつきます。


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 参考記事はコチラ。
ラベル:定期預金 金利
posted by ちゅーりっぷ at 13:11| Comment(0) | 金融・保険の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

噴水や池に投げ入れられたお金、勝手に拾うとどんな罪になる?

イタリアで「噴水に背を向けてコインを投げ入れると願いが叶う(ローマを再び訪れることが出来る)」というおまじないで知られるトレビの泉には、多くの観光客がコインを投げ入れています。
現在は1日に約3000ユーロ(約40万円)ものお金が、泉に投げ入れられるのだとか。

(これを真似した人がいるのか)日本国内の観光地でも、噴水や池にお金が投げ入れられていたりしますね。


【問題】
こうした噴水や池に投げ入れられたお金を勝手に拾った場合、どんな罪に問われるでしょう?

誰かが投げ入れたコインは、投げ入れた時点で所有者不明の状態。
これを拾っただけで窃盗と言うのは、少し違うような気がするのですが・・・


【ヒント】
噴水のコインは誰かが「自発的に投げ入れた」ものであり、誰かが誤って落としたものではない、ということ。

答えを導き出す上で大事なポイントは・・・
不特定の人が「自発的に金銭を投げ入れる行為」を法律的にどう解釈するか、ということです。

もしも落としたのではないお金だとしたら、どういう性格のお金でしょうか?

(法律を勉強した人なら簡単ですね。一般常識でも導き出せます)


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【解説と答え】
日本には、不特定多数の人が「自発的に金銭を投げ入れる」もっとメジャーな場所がありますね。

神社仏閣では、お参りのついでに多くの人が賽銭箱にお金を投げ入れます。


もちろん、あれはお金を捨てているのではありません。
お賽銭と言う形で、神社への「寄付」を行なっていますね。

噴水や池にお金を投げ入れる行為も、法律的にはこれと全く同じで、同施設への「寄付行為」だと見なされます。

※寄付とは、自らの意思に基づき、金銭・財産などを対象機関・施設へ無償で供与すること。

(参照)寄付【ウィキペディア】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E4%BB%98

投げ入れられたお金は、その時点で噴水や池(の持ち主)が所有・管理する「寄付金」として扱われるのです。


つまり、噴水や池などに投げ入れられたお金は、神社の賽銭箱の中に入っているお金(寄付金)と同じ。

勝手に拾ったりすれば・・・
言うまでもなく、これは“寄付金泥棒”“賽銭泥棒”ということになり、刑法235条の「窃盗罪」に問われます。


現行犯などで逮捕されれば、それなりの刑罰(10年以下の懲役又は50万円以下の罰金)に処せられる可能性もありますので、悪しからず。

(額が小銭なら、所有者に謝罪して全額返還すれば許してもらえるかもですが)

コインが投げ入れられている噴水や池を見かけたら、「これは多くの人が寄付をしている巨大賽銭箱なんだな」と思うといいかもしれませんね。


【補足】(というか蛇足)
最近は、自然保護や文化財保護の観点から、噴水や池にお金を投げ入れること自体が違法(文化財保護法違反)になることもあるようです。

(参照)富士山・忍野八海コインだらけ!中国観光客らが投げ入れ・・・文化財保護法違反【J-CAST】
https://www.j-cast.com/tv/2015/08/03241751.html

施設管理者が「池にお賽銭OK」を出していない場合は、お金を投げ入れる行為もダメですので、ご注意ください。


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 参考記事はコチラ。
ラベル:うんちく
posted by ちゅーりっぷ at 09:27| Comment(0) | 色々なマネーの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする